【観光農園特集】大粒ブルーベリーをお腹いっぱい召し上がれ♪「BLUEBERRY FARM UEKI」

「BRUEBERRY FARM UEKI」を手掛けるのは植木敦嗣さん、歩さんご夫婦。矢板ICから車で5分ほどの自然に恵まれた地域にオープンし、2年目を迎えました。

「宇都宮から矢板に引っ越してくる時に、自分たちでも畑を利用して何かやりたいねって話になりました」と歩さん。敦嗣さんのご両親がブルーベリーを栽培しており身近なフルーツだったことや、観光農園を開設することで人を呼び込むことができ、地域への誘客促進にとり組めることが観光農園を始める動機になったと話します。敦嗣さんは農業関連の会社に勤めており、ブルーベリーが旬の3カ月間は休業し、歩さんも会社勤めを続けながら兼業で農園を営んでいます。

「比較的大粒な品種を揃えました」と敦嗣さん。厳選に厳選を重ねた22品種620本を育てており、市場にはほとんど出回らない品種だそうです。食べ応えも十分な500円玉クラスに育つ極早生品種ユーリカは、6月のオープン初日に無くなってしまうほどの人気だとか。これは早くも来年が待ち遠しいですね。とはいえ、8月初頭からのオクラッカニーもオススメです。こちらならではのブルーベリーを存分に味わうことができますよ。

ブルーベリーは、りんごやバナナのように追熟しないため、いかに完熟を見極めおいしい時に採るかが大切なのだそう。おふたりとも見極めが難しいブルーベリーの完熟度合いが、見ただけでもだいたい分かるのだとか。「これおいしいんだよって食べてもらった時に、『本当だ!おいしい』って言ってもらえた時が本当にうれしいです」と歩さんは目を輝かせます。甘いだけでは味がボケてしまうため、「酸味と甘みのバランスがいいものが美味しいですね」とも。取材の際にもいくつかお薦めいただき、はずれ無しの美味しさにブルーベリーのイメージが一新された思いです。

ブルーベリーエリアは全面シート敷になっており、サンダルでもOK。ベビーカーや車いすの方も気軽に利用できることも魅力です。

「同じ品種の木から3~4個一気に召し上がってみてください」と歩さん。木によって完熟度合いが違うため味もまばらなので、まとめて食べると品種本来の味が楽しめるそうです。こちらでは「ぜいたく食べ」と呼んでおり、一番おいしい食べ方だそうですよ。また、ブルーベリーは冷やすと味が締まって全然変わるので、100円かかりますが氷カップで冷やして食べるのもおすすめだそうです。ぜひ試してみてくださいね!

土の代わりにアクアフォームという資材を使用し、栄養が入った養液を流す潅水システムで栽培することで、土耕栽培よりも短期間で実が成るまでに育てることができたそうです。「日当たりが悪いので、ポット栽培だと移動ができるのも利点です」と敦嗣さん。

カフェも併設されており、ブルーベリーの本場アメリカのカリフォルニアを思わせる佇まい。こちらで摘み立ての果実をゆっくり食べることができるほか、ケーキやかき氷などのスイーツメニューも楽しめます。授乳室も完備しており、小さなお子さん連れにも安心です。

 

新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況や、国や県等の不要不急の外出自粛要請を踏まえ、県外・県内の移動については慎重な判断をお願いいたします。

施設を訪れる際には、基本的な感染防止対策の徹底に御協力いただきますようお願いいたします。

 

【所在地】栃木県矢板市越畑260-5

【摘み取り期間】6月上旬~8月中旬

【開園時間】完全予約制。9:00~17:00

【休園日】不定休

【入園料】「お試し!!30分食べ放題コース」大人(中学生以上)1,650円、小学生825円、幼児550円、3歳以下無料

【摘みとり料金】お持ち帰りの料金はコースによって変動し、上記コースの場合1g/5円。(例)100g550円

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撮影日:2021/7/20

撮影地:栃木県矢板市越畑

撮影MEMO:BRUEBERRY FARM UEKI

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