【観光農園特集】新種の「ピンクレモネード」も摘み取りできる♪ブルーベリー園さとうへ!

梅雨が明けて、甘さがのってきたブルーベリー。県道52号矢板那珂川線沿いの「ブルーベリー園さとう」では、摘み取り体験や完熟ブルーベリーの直売をシーズン中無休で行っています。こちらのブルーベリーは、那珂川町ブランド認定品です。

「早生はとにかく粒が大きくて。スパータングローは皮が薄く、種が少なく、トロッとした食感なんですよね。摘み取りが始まってから2、3回、多い人は4回目の人もいます」と佐藤やよひさん。夫の至さんと協力し合い、13品種約500本のブルーベリーを栽培しています。6月中旬から7月上旬にかけては早生種のスパータングローやチャンドラーなど、7月中旬以降は中晩生種のティフブルーなど4種類が食べごろを迎えます。

中でも目を引いたのは、新品種のピンクレモネード。その名のとおり、ピンクに色づいた実をつけ、食べると爽やかな酸味が広がります。摘み取った青紫色の果実の中に、アクセントカラーとして加えると彩りも楽しめますよ。

生花や米の栽培をする中で、1980年からブルーベリーの栽培をスタート。実を楽しもうと2本の苗木を植えたことがきっかけでした。「ブルーベリー園さとう」の土地が、ブルーベリーが好む酸性土壌だったこともあり、栽培するのが面白くなり、年々苗木を増やしていったそうです。1995年には道の駅ばとうで販売できるほどの収穫量になりました。「草刈りをしていれば収穫できるかな、なんて安易な考えで始めました。売ることまでは考えてなかったんですけど。2株からまるでジャングルのようになっていたんですよ。剪定の仕方も何も分かんなかったから」とやよひさんは振り返ります。

たまたま通りがかった男性が、剪定方法を教えてくれたことを好機ととらえ、ブルーべりーの栽培仲間で作る研究会に勉強会と称して参加するようにもなり、12、3年経った今も続いているそうです。

「剪定に続いて、接ぎ木も教わりました。私の腕すごいんですよ、80~90%の確率で接ぎ木が成功するんです。接ぎ木っていうと、おっ私の番だと思って」と顔をほころばせるやよひさん。2010年6月から摘み取り園の開園に踏み切りました。化学肥料はあまり使わないようごくごくわずかにし、主に有機肥料で育てているそうです。「喜んで帰ってもらえればいいと思っています」と入園料無料、時間制限もありません。

生で食べきれない時は、1週間くらいは冷蔵庫で持つそうです。また、洗って完全に水が切れる前に砂糖を絡めて冷凍しておき、フルーツシャーベットとして食べるのもオススメです。また、アイスクリームの作り方も教えていただきました。凍らせておいたブルーベリーにホイップクリームと氷をわずかに入れ、砂糖も適量を入れて、ブレンダーなどでガーっと攪拌すると、作り立てみたいなソフトクリームになるそうですよ。ぜひ試してみたいですね!

お近くの方は足を運んでみてくださいね♪

【所在地】栃木県那須郡那珂川町薬利1192

【摘み取り期間】6月下旬~8月下旬

【開園時間】9:00~17:00

【休園日】無休

【入園料】無料。摘み取った分は100g200円でお持ち帰りいただけます。

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撮影日:2021/7/15

撮影地:栃木県那須郡那珂川町薬利

撮影MEMO:ブルーベリー園さとう

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