【観光農園特集】樹上完熟のりんご狩り&自動販売機で買える「完熟りんごジュース」が人気の「印南りんご園」😊

矢板市は県内有数のりんごの産地!🍎

その訳は、降雪や寒波などで冷害を受ける心配をせずに、りんごが完熟するまで樹上に実らせておくことができる土地だから!🌳旬の味と香りがすると評判です♪

完熟りんごは蜜がたっぷり入っていて優しい甘味が楽しめますが、一方で傷みやすく出荷には向かないため、各りんご園や道の駅やいたなどの一部の直売所を中心に販売されています。

現在紅葉が見頃を迎えている八方ヶ原へと続く八方道路沿いにある「印南りんご園」でもまさに今、完熟りんごがたわわに実っています。

「印南りんご園」が開園したのはおよそ35年前。もともとりんご農家が多いエリアで、地域の観光資源として生かしながら地元を活性化させていきたいという思いからりんご園を始められたそうです。雨が多くりんご栽培には難しい土地でもあるといいますが、やはりりんごを育てるということではこの辺りの土地は向いているのだと、現在矢板市果樹部会部長も務める同農園の印南伸弘(いんなみのぶひろ)代表は話します😊

元々田んぼだったこの土地を削って木を植えて、さらには奥の山でも栽培ができるように造成をしてその規模をどんどん拡大していったのだそう。そして現在は、およそ2ヘクタールという広大な土地で約1,000本のりんごの木を育てているそうです!

こちらでは9月上旬の早生から始まり年内いっぱいまで、時期ごとに10種類以上の品種が次々に食べ頃を迎えます。メインは爽やかな口当たりと甘い果汁の「ふじ」で、ちょうどこれからの時期が旬だとか💕取材時にも樹上には大きな実がゴロゴロなっていました。

他にも新品種の蜜入り青りんごの「ぐんま名月」や甘味がたっぷりの真っ赤な「陽光」などもあり、さまざまな色のりんごが鮮やかに実っていました😍

「今年は朝晩が冷えて温度差があったので、とても美味しくできています。毎年味は違えども、いつも自信を持って美味しいと言えます✨

ボジョレーヌーボーのような感じで今年ならではの味をぜひ味わってほしいですね」と印南さん。皮と果肉の間が一番甘いので、できれば皮ごとガブリと食べてほしいと、おすすめの食べ方を教えてくれました👌

また、自家製の「完熟りんごジュース」(1本600円)も人気。その時期によって違う品種をミックスして搾るため、旬の味がギュッと詰まった濃厚な味が楽しめます💖1本に約5、6個分のりんご果汁が入っていて、取材時には果肉の赤いりんごで搾ったほんのりピンクのジュースもありました。

印南さんのおすすめは、完熟りんごジュースを辛口のカレーの隠し味に入れること。口に入れた途端に甘味が広がり、その後辛みがくる…そのギャップがクセになるのだそうです👍

ジュースは開園期間中はこちらの直売所で買えるほか、外の自動販売機でも1年中購入できます。こちらは卵の自動販売機を活用したものだそうで、シーズン以外でもりんごを味わってほしいという印南さんの想いが詰まっているオリジナルの販売機です😊

直接りんごに触れて、生産者とも直に話して、市場に出回ることのない完熟りんごを自信と共に生産者の手からあなたの手へ…人の温もりと完熟の味を存分に感じられるのもりんご園ならではの魅力✨ぜひ足を運んでみてください♪

施設を訪れる際には、マスク着用や手指消毒等の基本的な感染防止対策の徹底に御協力いただきますようお願いいたします。

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撮影日:2021/10/28

撮影地:栃木県矢板市平野

撮影MEMO:印南りんご園

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