寒い冬こそ、免疫力を高めて元気に過ごしたいですよね!
大田原市にある「湯津上村民食堂」では、地元で採れた新鮮な野菜がたっぷり味わえます。
こちらは今年8月にリニューアルし、地産地消に加えて薬膳の要素を取り入れたメニューに一新したそうです。
店名の響きから昔ながらの定食屋さんを想像していましたが、店内には国内外で活躍するイラストレーター・ペドロ山下氏の絵が飾られ、落ち着ける空間が広がっています! 女性の一人客も多いそうです。
店の前には日本遺産の一つである大田原市営「大野放牧場」があり、雄大な景色を眺めながら食事を楽しむことができます。
那須塩原市、大田原市、矢板市、那須町を含む「那須野が原」が日本遺産に認定されているため、周辺エリアには見どころがたくさんあるそうですよ。食事の後に観光するのもいいですね♪
ランチメニューはすべてサラダバー付きで、地元湯津上で採れたフレッシュな野菜を思う存分味わうことができるんです! この日はニンジン2種、緑の大根、カボチャ、パパイヤのピクルスなどが並んでいました。とってもおしゃれです♪
「あまり知られていないのですが、湯津上地区は日照時間が長いため、農産物の宝庫なんです。生野菜に含まれている豊富な酵素を摂ってもらいたいので、サラダバーではシンプルな状態で提供しています」と代表の久田晃史さん。
薬膳メニューをプロデュースしているのは、薬膳調整師、漢方コーディネーターの資格を持つ永美友華莉さん。「薬膳のエッセンスを取り入れながらも、皆さんにとって親しみやすいメニューになるように心がけています」とのこと。
自家製ドレッシングも薬膳をベースにして作られ、ニンジン、ビーツ、タマネギなどの野菜がふんだんに使われています。免疫力、アンチエイジング、疲労回復など各テーマに沿ったドレッシングが5種類、ディップが2種類も。全部試してみたくなりますね。
ドリンクは、ハーブデトックスウォーターや薬膳ハーブビネガーがおすすめだそう。
「薬膳ハーブビネガーには、数種のハーブや野菜、バラで発酵させた自家製酵母を使っています。食前に飲むことで消化を助けてくれるんですよ」と永美さん。さっぱりとしていておいしい! サラダの野菜もシャキシャキで、新鮮そのもの。ドレッシングが素材の味を引き立てています。
薬膳ということでメイン料理も野菜中心かと思いきや、飲茶、油淋鶏、サーモンフライなど、肉・魚料理が揃っています。メニューは季節ごとに変わるそう。
今回は限定10食の人気メニュー、「ローストビーフ丼」をいただくことに。地元産の牛肉を使用したローストビーフはとても柔らか! 噛むほどにお肉のうま味がじんわりと広がります。…至福のひとときです…!
ランチにはサラダバーのほか、薬膳スープ、小鉢も付いています。薬膳スープには、腸の働きを助けるさまざまなスパイスが入っているそう。
季節の「和膳デザート」もいただきました! 体が冷えて脂肪を蓄えやすい時期に、代謝アップ・体の老化防止を目指して考案されたデザートなのだそう。
杏仁ゼリーの上には甘酒とカボス生姜薬膳シロップがかけられ、赤ワインで煮込んだリンゴのコンポートとバラのジャムがトッピングされています。自然な甘みと、それぞれの素材の風味を感じられます。
お腹はいっぱいなのに不思議と胃はすっきり。これが薬膳の力なのでしょうか!
おいしい食事、自然豊かな景観に癒やされ、心身共にリフレッシュできました。
またランチで伺いたいお店です☺
お食事の際は、「会話する=マスクする」を意識し、感染防止に努めながら、美味しいお料理を味わいましょう!
テイクアウトメニューも豊富なので、次回はテイクアウトメニューをご紹介します♪
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撮影日:2020/12/18
撮影地:栃木県大田原市湯津上5-776
撮影MEMO:湯津上村民食堂
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