花の色合いや形、香りもさまざま豊かな自然の中で約5000本の蝋梅を鑑賞できる「蝋梅の里」へ!

蝋細工のような光沢の花を咲かせる蝋梅(ろうばい)。鹿沼市上永野の「蝋梅の里」では、約500株5000本の蝋梅が見頃を迎え、3月15日まで鑑賞できます👏

「どうせ始めるなら日本一にしようと思って、一から勉強しました。25年間かけて、全国を巡り買い求めたので、蝋梅に関しては知らないことが無いと思います。」とオーナーの大貫孝之(おおぬきたかゆき)さん。蝋梅の姿も名前も知らない時に、漂う香りに心を引き寄せられたと話します。群馬県を拠点に独学で蝋梅について研究し、栽培した木を移植して「蝋梅の里」をオープン🌸13年経った今も栽培や整備など全てお一人で行い、常に500株5000本を保持しているそうです。

自然に恵まれた4000坪の敷地に蝋梅畑が広がり、車椅子やベビーカーも通れるよう整備してあります。原種、基本種、素心(そしん)、満月の4種類をメインに鑑賞でき、ワンちゃんと一緒に散策を楽しむお客さんも🐶

「原種(唐蝋梅・倭蝋梅)」は、漢方薬として中国から伝来。花弁が細く、花の中を覗いてみると中心部分が赤紫色をしています。開花期は2~3月です。

「基本種(和蝋梅)」は日本で最初にできた品種で、花の中心部分のオレンジ色が特徴です。開花期は1月〜3月です。

「素心(そしん)」は、中心部分の色が抜けており、薄く透き通るような淡いレモンイエローの花を咲かせます。開花期は12月〜3月です。

「満月」は樹齢54年になるのだとか。鮮やかな黄色の花を咲かせ、丸い花弁が特徴です。開花期が11月〜3月までと長く、時間が経っても濃い黄色が続きます。また、色が濃い花ほど香り高いそうです。ぜひ香りも楽しんでみてくださいね😊ここまで巨木の蝋梅は珍しく、蝋梅の里内ではメインとなる木なのだそう。ベンチが設けてあるので、ひと休みしつつゆったりと鑑賞してみてはいかがでしょうか♪

「蝋梅は接ぎ木しても元に戻っちゃうんですよ。なかなか新種が開発できない。それが、たまたま新しく3つできました。」と大貫さんが教えてくれました。これまで鑑賞できる蝋梅は4種類でしたが、来年度からは全7種類になるそう!来年の開園(12月)までには正式な名称が決まるということで、どんな花でどんな香りがするのか、今から楽しみです❤。

蝋梅について分からないことがあれば、遠慮せずに大貫さんに質問してみるのがおすすめです。より蝋梅の魅力に気づくことができますよ😊✨

新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況や、国や県等の不要不急の外出自粛要請を踏まえ、県外・県内の移動については慎重な判断をお願いいたします。

会場を訪れる際には、マスク着用や手指消毒等の基本的な感染防止対策の徹底に御協力いただきますようお願いいたします。

【所在地】栃木県鹿沼市上永野278
【観賞期間】12月中旬~3月中旬
【営業時間】10:00~16:00
【料金】入場料 大人:300円/人、高校生以下:無料
【駐車場】有り(55台)
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撮影日:2022/1/28
撮影地:栃木県鹿沼市上永野
撮影MEMO:蝋梅の里
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