【観光農園特集】栃木県いちご🍓発祥の地・足利市にある「JA足利アグリランドいちご農園」では今年も「とちおとめ」と「スカイベリー」が美味しく育っています👍

いちご生産量日本一の栃木県ですが、いちご発祥の地が足利市だということをご存知でしたか？

明治45年に足利郡御厨町（現在の足利市）に生まれた仁井田一郎（にいたいちろう）さんは、栃木県へのいちご栽培の導入や、新しい栽培方法の開発など、栃木のいちご栽培の基礎を築いた一人で、県で最初にいちご栽培に成功したのは足利市だといわれているのだとか。

生涯をいちご産地化に尽力し、いちご一筋に生きた仁井田家（同市福居町）の敷地内には、「栃木県苺発祥之地」の記念碑が、当時の県知事渡辺文雄氏の揮毫（きごう）により設立されています✨

そんないちごと深いつながりがある足利市。もちろん、いちご狩りを楽しむことができます🍓あしかがフラワーパーク近くにある「JA足利アグリランドいちご農園」は、足利市内唯一の摘み取りができるいちご農園😃現在は19棟あるハウスで、「とちおとめ」と「スカイベリー」の2種を育てており、30分食べ放題でいちご狩りを実施しています🍓

19棟のうち、15棟を占めるのが「とちおとめ」です🍓「とちおとめ」は、長期間にわたり美味しい状態で味わえる人気の品種です💖

とちおとめを美味しく実らせるために重要な役割を担っているのが、ハウス内で働く「クロマルハナバチ」というハチです🐝この頼もしいパートナーがいてくれるからこそ、より多くのいちごを育てることができるのです✨

「クロマルハナバチ」は通称「マルハナ」と呼ばれ、ミツバチよりもハウス内の環境（温度変化等）に順応しやすいといわれています。厳寒期や曇天・雨天日でも訪花活動を行い、ミツバチに比べ訪花能力が高い（１頭あたりの訪花回数が多い）とされており、とっても働き者😃性格も温厚なので人を刺すことも滅多にないですが、驚いて手で払ったりしてしまうとマルハナもびっくりしてしまうので、「美味しいいちごのために働いてくれてありがとう」というような気持ちで、どうか温かく見守ってあげてくださいね❤️

ちなみに美味しいいちごの見分け方は、いちごのヘタ元の果肉部分が長いものが甘いのだとか😃実際にいただいてみると、本当に甘くて驚きと共に納得！「ここが長いのは完熟状態のものばかりなので、宅急便での発送もお断りしているんです…この場でしか味わえないいちご本来の味をぜひ知っていただきたいと思っています。それが私達の信念である地産地消にも繋がっています✨」と同社取締役常務の下山勝也（しもやまかつや）さんは話します。