喜連川丘陵の里 杉インテリア木工館で国産材の温もりに触れる

栃木県内の廃校を利用した施設では、それぞれに趣向を凝らした事業が展開されています。今回は、さくら市の「喜連川丘陵の里 杉インテリア木工館」に行ってきました🚗

 

杉インテリア木工館は、旧さくら市立穂積小学校の廃校舎を利用した自然あふれる工房&木工塾&ショップ🌲

国産の杉と桧を使用したオリジナルの木製品の販売を行うほか、簡単なのに本格的な家具を自分で作ることができる「簡単すぎ木工塾」と、気軽に参加できる木工体験を提供しています。

 

代表理事の薄井徹さん。薄井さんは旧喜連川町のご出身で、近くの金鹿小学校に6年生の夏まで通っていました。社会人になり橋桁(はしげた)設計のお仕事をされていて、その中で間伐材を使用した橋を作りたいというオーダーなども請けていたそう。

 

その後、40歳で退職されて木工を勉強。個人で工房を開き数々のインテリアを製作していた時に、穂積小学校の廃校利用公募を目にします。かつて自分が幼少期を過ごした里山の原風景が蘇り、廃校で木工館を開くことを決意。広い空間を利用したイベント利用や、地域の交流館としての機能も持った、持続可能な施設として平成24年にオープンするに至りました。

 

国産材、それも地元材を使いたいと思っていた薄井さん。杉や桧はやわらかくて家具には不向きと言われる中、写真のような設計を生み出して強度を確保。安心して杉や桧をインテリアに使うことに成功しました。

 

館内には、かつて学校だったことを思い起こさせるものが残されています🏫

 

ショールームには、大小さまざまな家具が展示されています。

 

今の季節にちなんだ、ツリー型の小物などもディスプレイされていました🎄

 

木工塾などを行う工房では、塾生の方が作業をしていました。

 

図工・家庭科室が機械室になっています。

 

流し台に板を置いて作業台として使っています😁

 

2階には木工塾の作品が展示されています。その奥に行くと…

 

無料で遊べる大型木製遊具があります❗️

 

もともとは図書スペースだった場所。本もそのまま残されていますので、家族連れでもお子さんが飽きてしまうことはまずないでしょうね😊

 

2階には木工体験ができるスペースもあります。電動工具などを使用しない小物作りができるので、お子さんに好評とのこと。

 

自由な発想で木工を楽しみたいですね。

 

その他の教室には壁画が描かれていたり、校庭にはイベントで利用できるかまどがあったりと、1日いても存分に楽しめます。

お弁当を持って、出かけてみてはいかがでしょうか。

 

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撮影日:2023/11/24
撮影地:栃木県さくら市穂積478
撮影MEMO:喜連川丘陵の里 杉インテリア木工館
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【住所】さくら市穂積478
【TEL】028-685-3841
【営業時間】9:00~17:00
【定休日】月曜(祝祭日含む)、9のつく日、お盆、年末年始
【HP】http://mokkokan.is-mine.net/

 

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