【観光農園特集】自然の甘みが詰まった6品種のさつまいもを栽培している「山崎観光農園」へ♪

秋が深まるこの時期に味わいたくなるのは、甘くてホクホクのさつまいも🍠!

おいしいさつまいもを求め、いも掘りが体験できる益子町の「山崎観光農園」にやってきました。

50年前、葉たばこの生産が盛んだった益子町で、新たな観光事業の取り組みとして体験型農業がスタートし、同園を含む30軒の農家でさつまいもの栽培が始まったそうです。

「私が継いだタイミングで現在の観光農園の形になりました。町の施策ではありましたが、以前から地元で野菜を作りたいという思いがあり、家業を継ぐ前に就農学校で農業を学びました」と話すのは3代目の山崎光男(やまざき・みつお)さん。その経験、知識を生かし、さつまいものほか、いちご、にんじん、お米などを栽培しています。

 

西明寺地区にあるさつまいも畑では、紅あずま、紅はるか、シルクスイート、太白いも、安納いも、パープルスイートロード(紫いも)の6品種を栽培しています✨

いも掘りの対象となっているのは紅あずま。益子町の傾斜地と赤土は、さつまいもの栽培に適しているのだとか。また自然由来の栽培方法にこだわり、肥料には米ぬか、山の落ち葉などを使用しているのでより旨みが強くなるそうです。

それぞれの品種の特徴と、おすすめの食べ方を教えていただきました。「紅あずまはポクポクとした食感なので天ぷらや大学いも、スイートポテトにするといいですね。紅はるかはねっとり系なので焼きいも、ふかしいも、干しいもがおすすめです。シルクスイートはその名の通り、なめらかでしっとりとしたきめの細かさが特徴で、どんな調理法にも合います。甘みが強くてしっとりしている太白いもと、『蜜いも』とも呼ばれる安納いもは焼きいもに最適ですよ」と山崎さん。焼きいもは、一晩寝かせて次の日に温めて食べると一層おいしさが増すのだとか。いろいろな種類のさつまいもがあるので、食べ比べてみるのもいいですね😋!

通常のさつまいものほか、14〜17℃の冷暗所で45日以上貯蔵した「糖化熟成いも」が12月上旬から5月上旬まで販売されます。甘みが凝縮され、ぜひ一度味わいたい逸品です。さつまいもは宅配でも購入可能。保存する際には、新聞紙で包んで保存すると日持ちするそうです😆

隣の畑ではにんじんが育っていました。手入れが行き届いた美しい畑が広がる光景に見入ってしまいます。「うちのにんじんはジュースにもおすすめですよ」と山崎さん。こちらも10月中旬に収穫の時期を迎えるそうです🥕✨

農業に力を入れるほか、4代目が中心となりジュースといった加工品の開発を行うなど、6次産業化にも取り組んでいます。山崎さん自身も家業を継ぎ、さまざまな野菜の栽培に挑戦した経験から「何事も長く続けるには理想を持って地域の人たちと繋がり、新しい試みにチャレンジしていくことが大切ですね」と、笑顔で話してくれました。

同園の野菜は道の駅ましこや、同町内のカフェ「スターネット」でも購入できるそうですよ!

事前予約で同園でも購入可能です。ぜひ味わってみてくださいね♪

 

【所在地】栃木県芳賀郡益子町益子396-1

【いも掘り期間】10月中旬~11月下旬

【開園時間】9:00~16:00

【休園日】雨天時は休園

【入園料】無料。いも掘りは1株150円(個人予約は10株から受け付け/当日の朝8時までに予約を)。宅配は7kg以上(約25〜30本)から対応可能

【問い合わせ】0285-72-0396

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撮影日:2021/9/24

撮影地:栃木県芳賀郡益子町益子396-1

撮影MEMO:山崎観光農園

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