多くの歌が詠まれてきた歴史ある那須の名勝地「遊行柳」

那須町の豊かな自然の中に、静かに佇む「遊行柳(ゆぎょうやなぎ)」という名所があります✨
この場所は、時宗19代尊酷(そんこく)上人がこの地を訪れた際、柳の精の老翁を念仏で成仏させたという伝説発祥の地です。能楽や謡曲の題材としても取り上げられ、昔から多くの歌が詠まれてきた場所です。地元の人々にとっても訪れる観光客にとっても、特別な存在として親しまれています👍

 

美しい自然と調和した風景も、この場所の大きな魅力です。特に春と秋には、多くの人々が訪れ、四季折々の美しさを堪能しています😝
周囲には現代的な建物がなく、一面に広がる田んぼと山々に囲まれています。

 

遊行柳へ続く入口はしっかりと整備されており、とても歩きやすくなっています🚶‍♂️
まるで森の中に吸い込まれるような感覚を味わいながら、自然の中を進んでいけます
🌝

 

入口にはフォトスポットもあります。このマークの箇所から写真を撮ると、素敵な田園風景が撮影できます📷
訪れた際は是非、思い出の一枚を残してみてはいかがでしょうか。春の田んぼに水を張る時期はまるで鏡の様になり、これからの秋のシーズンはオレンジの彼岸花が咲き誇るとのことです✨✨

 

遊行柳は江戸時代の俳人、松尾芭蕉が立ち寄り一句を詠んだことでも知られています。そのため、遊行柳の下には芭蕉の句碑が設置されています。また、この地は芭蕉の著作『奥の細道』にも記述されており、歴史と文学が交差する名所でもあります🙌

 

柳の下の投句箱は、自然の中で感じたことや思いをしたため、投句することができます✍️
毎月五句が選出され、選出者には粗品が送られます。選ばれた句は絵馬にして隣接する遊行庵に飾られます👏

 

遊行柳を更に奥に進むと湯泉神社があります。この湯泉神社は特に近隣にお住まいの方々に大事にされているそうです。
本殿の左側にある大銀杏も秋の名物で「那須の名木」にも指定されています🌳

 

遊行柳を背にして左手すぐには「遊行庵」があります。
ここには休憩所、直売所、食堂があり、ゆっくりとくつろぐことができます🍴この駐車場は遊行柳の鑑賞時にも利用可能ですので、観光の拠点としても便利です🅿️

 

直売所の商品は、近隣の農家さんたちが心を込めて育てた野菜や果物など🌱地元の豊かな自然と気候のおかげで、旬の美味しさと栄養がたっぷり詰まっています。地域にお住まいの人たちも、新鮮な農産物を求めてたくさん利用されています🤤

 

壁には、生産者のみなさんの写真が飾られています📷おすすめのイチオシ商品も書かれているので、立ち寄った際は御覧になってください🔍生産者の顔が見えることで、商品に対する信頼感や安心感が一層深まります😃

 

直売所のスタッフの後藤さんと星野さん。販売している商品のことや近隣のことを丁寧に教えてくださいます。これからの季節におすすめなのは、みずみずしいきゅうりや茄子、新鮮な枝豆、栄養豊富なモロヘイヤ、そして甘みがたっぷり詰まったかぼちゃ

 

敷地内には無料休憩所があり、木工や陶芸などの作品も販売しています😝四季折々の遊行柳の写真が飾られ、投句箱から選ばれた句もこちらでご覧いただけます。また、スタッフさんは地域の情報に詳しいので、気になることがあればお気軽にお尋ねください🙆‍♀️

 

秋の遊行柳では、色づいた葉が風に揺れ、田んぼや彼岸花が鮮やかに映える風景が広がります。秋ならではの美しい景色を楽しみながら、静かで心安らぐ時間をお過ごしください✨😌

【営業時間】8:00〜15:30

【定休日】火曜日

【TEL】0287-74-0041

【駐車場】有り 無料

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撮影日:2024/8/29

撮影地: 栃木県那須郡那須町大字芦野2503

撮影MEMO:遊行柳 / 遊行庵

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