鹿沼市加蘇地区。今回は、山々に囲まれ近くを荒井川が流れるそば畑に集合し「そばの脱穀体験」です。早速竹と木で作られた「くるり棒」という、昔ながらの道具を使って、乾燥させたそばの実をたたいて落としていきます！これが思いのほか重く簡単には回らず、難しい…！次は「唐箕（とうみ）」という手動の機械。風の力でそばの実を選別します。右手で送風しながら左手で選別口を開いていく作業が、やはり難しい…！農家の方々の慣れた手つきは、永年の積み重ねの証。その後は古民家「久我の庄」に移動。「荒井川そば同好会」の皆さんが出迎えてくれました。同好会のリーダー兼そば打ち教室で指導も行う名人神山さんによる、そば打ちの実演が開始！新そばを冷凍しねかせることで甘みを際立たせるという名人自慢のそばは、コシの強さと豊かな香り、そして噛むほど口中に甘味が広がる！心温まるおもてなしに、心がほっこり元気になりました。うれしいこんにゃくと手打ちそばのお土産も、加蘇での出会いを思い出しながらおいしくいただきました。