『めん割烹　なか川』

80年以上の歴史をもつ老舗で、現在の店主は４代目となります。
なか川のこだわりは、「原点回帰」。
そば店の要である「そば粉」の原料となる玄そばに、代々受け継がれてきた希少な在来種を使用し、江戸時代の人々が食べていたそばの味を再現しているとか。

ところが、そばではこの「在来種」を維持し続けるのがなかなか難しいことをご存知でしょうか。というのも、そばは異なる品種を近くの畑で栽培していると、ミツバチなどを介して容易に互いに花粉のやりとり（交配）をしてしまうからです。このため、なか川では、希少な在来種を確実に保存しながら利用するため、人里離れた山の中のほ場で、自社栽培をしているそうです。

そんななか川の「玄挽きそば」は、驚きの極太麺。
ほかでは見たことのない麺の太さに戸惑いながら食してみると、野性味あふれる味と食感にまた驚き。飽きる間もなく完食してしまいました。
江戸の人々が食していたという原点の味。そば好きの方は、是非一度、お試しください。


◆Ｒ６スタンプラリー【グループＢ】
~ めん割烹　なか川 ~
住所：足利市通2-2659
TEL：0284-41-2322
営業時間：11:00~15:00（夜は要予約）
定休日：火曜日（祝日は営業）