12月に入って、寒くなってきましたが、自然大好き、散歩好きのたけまーにとって、ずっと家の中で過ごすのは、精神衛生上よろしくありません。
と言っても、この時期は、さすがに深山深く分け入る訳にもいかず、もっぱら、カメラ片手に、宇都宮近郊の低山や里山、公園の散策が中心となります。
普段何気なく通りすぎてしまう景色や風景も、ほんのちょっと好奇心を持っているだけで、新たな発見があるもの。
特に冬は、氷や霜による自然の芸術や、木の葉が落ちて見通しがよくなった雑木林内の小鳥や植物、風景などが見どころです。
霜がビッシリ付いた庭のツツジ。「霜かーー。今日も冷えたなーー」なんて思っただけで、通りすぎてしまってはもったいない。
よく観察すれば、葉っぱについた霜が朝日にキラキラ光って、まるできれいな花が咲いているようではありませんか。
近所の畑では、霜柱の中から、青々としたビール麦の芽がニョキニョキ
寒さにめげず、すくすく育っている姿を見ているだけで、こちらも元気が出てきます。
撮影したお気に入り写真を、アルバムにしたり、部屋に飾って眺めてもいいですし、ブログやフェイスブック、ツイッターで多くの方に見てもらったりと、楽しみ方はいろいろ。
実は、この感覚、食べ歩きでも一緒です。
12月の週末、母親が声をかけてきました。「お昼、美味しいおそばを食べに行かない?」
もちろん 二つ返事でOKです。
自宅(宇都宮市)から近くて、地元産の農産物を使った料理を提供している高根沢町・元気あっぷ村の「あやめ」に行くことに決まりました。
車に乗ること30分、お昼前に到着。
農産物直売所に寄って様子を見た後は、目的の「あやめ」へ直行です。
いつもなら、少し順番待ちしたりするのですが、今日は、お昼前ということもあって、運良く席が空いてました。
「もりそば」か「天ぷらそば」にしようか・・・・なんて考えながら、ふとメニューに目を移すと、「ニラそば(780円)」があるではないですか
これまで鹿沼市でしか食べたことがなかった「ニラそば」が、高根沢町でも食べられるんですね。ラッキーーー
茹でたての高根沢町産のにらがたっぷり乗った「ニラそば」。
ニラの甘さが際立っているのは、新鮮なニラを使っているからでしょう。
ニラの甘みと食感が、県産そば粉を使った手打ちそばとよく合います。
一口食べた後、豆腐のマイルドな舌触りに、お茶をもってきてくれたお店の人に、
「もしかして、元気あっぷ村の雪花菜(きらず)の豆腐を使っているんですか?」
と尋ねてみたら、案の定
「もちろん、そうです。高根沢町産の大豆を使って作った雪花菜の手作り豆腐です」
「あやめ」の地元産食材へのこだわりが生み出す、料理の美味しさ、納得です
今回は、母親が一緒だったので行きませんでしたが、元気あっぷ村には、親水公園や自然の森もあって(http://www.genki-up.info/sisetsu.html)自然散策も楽しめます。
寒さがだんだん厳しくなってくるこれからの季節、休日、家でのんびり過ごすのも悪くありませんが、ちょっと外出するだけで、いろんな発見があります。
風邪を引かないよう防寒対策をしっかりして、近くの公園や里山、そしてお昼は、お店でご当地料理と、手軽な「冬のプチ散歩」を楽しんでみては、いかがでしょうか。
【元気あっぷ村「あやめ」の連絡先】
所在地:高根沢町上柏崎588の1
電話 :028-676-1126
営業時間:平日 11:30~15:00(ラストオーダー 14:30)
土日祝祭日 11:00~21:00(ラストオーダー 20:30)
休業日:第2・第4火曜日
HP:http://www.genki-up.info/ayame.html
※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください