県内のそばの食べ歩きも好きですが、地粉を買ってきて、自分でそばを打つのも大好きな、たけまーです。
今日は、「そばの里まぎの」で買ってきた「茂木町産のそば粉」を使って打ってみました。
そば打ちのベテランの方に聞くと、一番大事な作業は、「水回し」だそうですが、たけまーは、まだ水回しの重要性が、いまいち分からない完全な素人レベル
唯一こだわっているのは「加水率」です。
感覚的には、最も適した加水率から、2%離れてしまうと、いい感じで打てないのではないでしょうか。
そんな訳で、初めて使うそば粉の時、最適な加水率を探し出すのを気をつかいます。
どうやって、最適加水率を見つけるかというと・・・
最初に少量のそば粉で打ってみて、最も適した加水率を決定。次のそば粉は、少し多めの加水率でこねて、出来上がったそば玉を2つ合せて、最適な加水率に持っていくという方法でやっています。
今回、最初にこねるそばの加水率は、室内の湿度(45%)、そば粉を触った感覚、これまでの経験から、42%にすることにしました。これは「勘」です。
そば粉と小麦粉の割合は75:25。そば粉150グラム、小麦粉50グラム、水84ccをこねて、出来上がったそば玉は、乾燥しないように、ラップに包んで一時待機。
この時点で、そば玉が少しかためだったことから、最適な加水率は、少し水分多めの44%と見当を付けました。
次のそば粉は、2玉混ぜた時に加水率44%になるよう、少し多めの45%でこねます。そば粉225グラム、小麦粉75グラム、水136cc。
一通りこねて出来上がったたら、ラップにくるんでおいた最初のそば玉と合体
一つのそば玉に仕上げていくと、いい感じの柔らかさになりました。
この茂木町産のそば粉の加水率は44%が最も適していることが分かったので、次のそば粉(500グラム)は、最初から44%で打ちます。加水率がピッタリ合っていると、こねていても気持ちいいですね。
あとは、伸して、切って、茹でて、完成。
茹で上がったそばは、さすがに「そばの里まぎの」で食べたレベルには及ばないものの、打ち立て、茹でたてということもあって、口元に近づけると、新そばの香りがぷんぷん匂ってきて、歯ごたえもプリップリ!
素人が打ったそばとしては、ここまでできれば十分でしょう。
家族や両親も喜んでくれました
県内各地の農村レストランで、美味しいそばを楽しんできた時は、必ずそば粉を買ってきて、自宅で手打ちそばをいただくと、一味違った美味しさを楽しめます。
そば打ちは、短時間でできますし、道具も身近なものでなんとか打てますので(たけまーは、そば切り包丁と、麺棒(2本)だけ買いました)、みなさんも、是非、チャレンジしてみてくださいね
※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。