地元産卵使用の焼きたて焼き菓子工房 kabaco ~ 地域活性化拠点TOKO-TOKOおおたわら紹介 ~

 
 真冬とは思えないほど暖かな1月の昼下がり、大田原市中心部のTOKO-TOKOおおたわら1階にある「Kabaco」さんを訪れました。
 
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 「TOKO-TOKOおおたわら」は、市街地再開発事業により平成25年の10月にオープンしたばかりの地域活性化の拠点で、中心市街地活性化の核となる商業施設や、まちなか居住を促進する住宅、公共公益施設等を併設した複合施設です。 もちろん、地元農産物の直売コーナーも入っていますので、そちらは、他のメンバーによるレポートを期待しましょう。
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 ビル東側に面した全面ガラス張りの一角が「Kabaco」さんの店舗です。店内に入るとショーケースに陳列された、たくさんの手作り菓子が出迎えてくれます。 市内の高橋養鶏場さんの卵や、那須御用卵などの新鮮な卵を使用しているそうで、店名のとおり、焼き菓子作りが最も得意とのこと。
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 焼きたてを店内で食べられるよう、飲食席が設けられています。飲食席のある菓子店舗は、ややもすると雑然としがちですが、このKabacoさんでは、ショーケースと飲食席がL字型のレイアウトになっていて独立性があり、手作り風の木製家具が清楚な癒やしの空間を演出しています。 テーブルに飾られた一輪挿しも、とてもかわいらしいです。
 
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 高橋養鶏場さんの卵使用と記されたPOP(説明文)に惹かれて、真っ先にロールケーキを注文しました。他にとちおとめ使用のケーキもありましたが、焼き菓子がおすすめとのことなので、アップルパイ(1/8カット)とブレンドコーヒーを追加注文し、遅めの昼食としました。焼き菓子と飲み物のセットは割引きになるのでお得です。 ロールケーキの生地の弾力と、とろけそうな生クリームのコンビネーションが絶妙です。
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 アップルパイは、厚みのあるリンゴを包んだ生地表面がパリパリに焼き上がっており、「照り・艶」が美しく食べ応えがあります。 帰りに、家族の土産にフィナンシェを購入しましたが、その日のうちに食べたい「表面カリカリ焼きたて仕様」と賞味期限が数日ある「個別包装のしっとり仕様」の二種類があるとのこと。

 せっかくなので「焼きたて仕様」を選んだところ、表面はサクッと軽く、中はしっとりとしており、バターの風味が効いていて、家族の受けも良かったです。

 地域の活性化には、人と物の物地域内交流・循環がとても重要であり、それを支えるのは、心のこもった素敵な商品なのだと思いました。

【焼きたて焼き菓子工房 Kabaco】
 大田原市中央1-3-15 TOKO-TOKOおおたわら1階
 0287-47-5764

【高橋養鶏場】
 平飼い開放鶏舎による高級有精卵「与一卵」の生産・販売
 県道48号線沿いの看板「高級有精卵 与一卵」が目印。卵の直売所併設です。
 大田原市滝沢249-2
 0287-28-0089

取材 : 2014/1/29 まろん

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