朝どり野菜のイタリアン「FURGORE」

 台風一過の秋空の下、今年2月に開店したイタリア料理店の「FURGORE」さんを訪れました。地元産の朝どり野菜をふんだんに使ったとちぎの地産地消推進店とのことで、女性に大変人気とか。
 FORGORE 玄関
 閑静な住宅街に立地した古民家風の外観は、隠れ家的な魅力がある一方、開け放たれた扉のおかげで、気軽に入りやすい雰囲気も兼ね備えています。
 渡辺農園の野菜使用
 中に入ると、「当店では、渡辺農園さんの朝どり野菜を使用しております」のカードを抱えた人形がお出迎えしてくれました。宇都宮市北部在住のオーナーシェフ自ら、店舗出勤前に、「JAグリーンかみかわち かみかわち農産物直売所」や「梵天の湯農産物直売所」から仕入れてくるそうで、渡辺農園さんとは、契約取引も検討中とのこと。
 バーニャ・カウダ
 ランチメニューのパスタセットを注文したところ、前菜は二種類選べるので、朝どり野菜ならばバーニャ・カウダの方がおすすめとのこと。バーニャ・カウダとは「ソース・熱い」を意味し、ニンニクやオリーブオイルを混ぜ合わせたバーニャは癖も無く、どんな野菜にも合います。火を通した野菜の他、レンコンやズッキーニの自家製ピクルスも盛り合わせてあり、様々な味が楽しめます。
何種類あるか数えてみたら、「オクラ、かぶ、かぼちゃ、きのこ、ごぼう、さやいんげん、ズッキーニ、なす、パプリカ、ミニトマト、レンコン」など、なんと十種類以上の野菜類がありました。
 生パスタ・自家製パン
 メインディッシュは生パスタのペペロンチーノと自家製ライ麦パンです。ペペロンチーノは、もちもちとした生パスタの食感とキャベツの甘み、しらすの魚介系の香りによって、とうがらしの辛みよりも、むしろ柔らかな味が印象的でした。辛みが苦手な方も安心です。
 FORGORE店内
 落ち着いた店内で味わう、新鮮なたくさんの野菜が、くつろぎの時間をもたらしてくれました。野菜だけでなく、自家製デミグラスソースを5日間仕込んだ和牛のビーフシチューもおすすめメニューとのことなので、次は、お肉料理も楽しみたいです。
【 FURGORE 】
宇都宮市今泉町856-3
TEL 028-666-8206
facebook 

「JAグリーンかみかわち」かみかわち農産物直売所
宇都宮市下小倉町1218
TEL 028-674-2711

 

梵天の湯農産物直売所
宇都宮市今里町18-4
TEL 028-674-8318

取材 : 2014/10/9 まろん

まろんレポート(過去記事)         

 


秋が旬の野菜「ショウガ」を食べよう! 

こんにちは、いもふらい です。 秋も深まってきましたね。

今回は、秋が旬の地元野菜から、「ショウガ」を紹介します。 

足利市・佐野市の北部は、古くからの産地でショウガを加工する食品会社の工場がいくつもあります。 「北の郷物語・名草の伝説」によると、足利市でショウガ栽培が始まったのは約750年前と伝えられているそうです!、すごい歴史です。140817_1027~01

ふつう見かける「根ショウガ」は、一年中貯蔵されて売られていますが、

秋10~11月が堀取り・収穫時期です。RIMG0039

そしてこの時期だけ出回るのがこの「新ショウガ」。 白・ピンク色で瑞々しくて、香りも味もマイルドです。 新ショウガを甘酢に漬けたものが、お寿司のガリになります。

新ショウガは、味噌を付けて食べるのも美味しいですが、「ショウガご飯」もおすすめです。 

 今日の夕食は新サンマと一緒に、秋の献立です。 ショウガご飯とサンマ

<ショウガの炊き込みご飯 の作り方>  

材料:米 2~3合

ショウガ、できれば新ショウガ 50~100g

油揚げ 1枚、 (あれば桜エビ、貝柱など入れても良い)

調味料(塩+酒+しょうゆ、各少々) 

作り方:①新ショウガは細いせん切りにする。油揚げはお湯をかけて油抜きして、細かく切る。②米をといで水加減を合わせる。③水を少し除き、同量の調味料を加える。④切ったショウガと油揚げ他を加えて、炊飯器のスイッチ入れる。⑤炊きあがったら、よく混ぜる。

新ショウガは季節・時期によって扱っていない時もあるので、各直売所に確認をお願いします。 (根ショウガを使う時は皮をむいて、辛いので少なめに使えばOKです。)

 それから、地元の食品工場で作った「ショウガ加工品」のいろいろ。

すぐ食べられる「しょうがフレーク」は、お手軽で美味しいです。しょうが商品

下記の直売所や食品会社HPでも扱っています。 こちらも見かけたら、ぜひお試し下さい。

 

★直売所

【北の郷直売所】 足利市樺崎町611-3 TEL:0284-41-4293 8:00~17:00 定休月曜日

【JA佐野三好農産物直売所】 佐野市戸室町671-3 TEL:0283-62-7135 7:00~17:00 定休月曜日

【道の駅どまんなかたぬま「朝採り館」】 佐野市吉水町366-2 TEL:0283-61-0077 8:00~18:00 定休水曜日

★食品会社(ショウガ加工)

【遠藤食品 株式会社】http://www.endo-foods.co.jp/index.htm

【株式会社 シオダ食品】http://www.syougaya.co.jp/index2.html


益子のパン屋巡り

こんにちは!ゆうママです。

今回は益子町のパン屋巡りに行ってきました。

益子町には11軒のパン屋があります。地産地消、国産小麦、天然酵母等にこだわったお店が多く、最近パンの町としても認知度が上がっているんですよ。

まずは、カフェが併設されている「pain de musha musha and coffee(パンドムシャムシャ&コーヒー)」に行ってきました。

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奥さんがパン、旦那さんがカフェを担当しています。

国産小麦、レーズンの自家製酵母を使ったパンを作っています。お目当てのパンは残念ながらありませんでしたが、くるみパンを購入。素朴な感じでほんのり甘みのあるパンでした。

パンは少なめなので、早めに行かないと売り切れてしまうそうです。

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カフェでは地元野菜、卵を使ったキッシュ、サラダ、スープ等も頂くことができます。キッシュの外側はパイ生地でさっくり、中はふんわりしていて、優しい味付けで美味しいのでオススメです。

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次に、「Boulange 770(ブーランジュナナナナマル)」

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ここでは、特に地産地消にこだわり、県内産の小麦「ゆめかおり」、地元で採れた果実、天然酵母を使ったパンを作っています。ハード系のパンがお好きな方には特にオススメなお店です。 「パン・ド・ミ」(食パン)は小麦の風味が強く、また、ライ麦のほのかな酸味があるパンで、噛み応えがあり噛めば噛むほど甘みが感じられました。

 

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ドライフルーツや木の実を混ぜ込んだ「フリュイセック」(写真下)は厚めにスライスしてフレンチトーストにして食べるのがオススメとのことで、持ち帰って試してみると味に深みがあり普段と違うリッチなフレンチトーストになりましたよ。

これからりんごの時期になると、地元のりんごを使ったフリュイセックが買えるそうです。

 

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この日は手作りクッキーと素敵な益子焼でコーヒーをサービスしてくれました。

実は奥さんは陶芸家なんだそうです。店内にはパンの他素敵な益子焼が並んでいました。

地元の果実を使ったアイスクリームを作る工房ができ、販売が近々始まるそうなのでお楽しみに!第一弾は地元のりんご、ぶどうを使ったアイスクリームを販売するそうですよ。

 

次は「えみぱん」

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以前は、カフェ「益古時計」の敷地内にありましたが、陶芸メッセ近くに移転し、以前よりお店の中が広々していました。

ここではソフト系のパンが多く並んでいました。国産小麦と白神こだま酵母を使って、ふんわりもちもちのパンを作っています。この酵母は普通の酵母より熱に弱いので低めの温度でじっくり発酵させるのだそうです。

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オススメはコッペパンです。お好みのジャムやクリームをその場で塗ってくれます。今回は地元産のりんごジャムをチョイスしました。りんごの形が残り、味と香りのいいジャムで素朴なコッペパンと相性バッチリでした。

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次は、「KANTO’Sくぬぎの森のパン屋さん」

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「なかなか見つからない」と言われているパン屋さんです。私も案の定迷いました。mapのツリーハウスは目印になりませんのでご注意を!土日のみ営業のお店です。

お店はびっくりするほど小さいです。食品添加物を使用しない、天然酵母、栃木県産小麦、国産小麦、水は尚仁沢湧水を使用。地震で壊れるまでは石窯でパンを焼き、小麦も自分で栽培するなどのこだわりようでした。オススメのベーグルの大きさにびっくり、もっちり感は少ない感じでしたが美味しいパンでした。国産小麦を使ったパンは価格が高めなのですが、ここのパンはリーズナブルでした。 試食もさせてくれるのでお好みのパンを選べますよ。CIMG3005

 

最後は、幻のパン屋さんと言われている「泉’Bakery」

 

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木曜日限定の移動パン屋さんです。5年前からこのスタイルで販売しているそうです。

時間で移動してしまいますので、「益子パンmap」を確認してくださいね。

栃木県産の小麦「ゆめかおり」、益子の濱田家に伝わるヨーグルトから起こした自家製酵母を使ったパンです。ハード系パンから総菜パンまで幅広いパンを買うことができます。ハード系のぶどうパンはかなり噛み応えがあり、噛むと甘みが感じられるパンでした。CIMG3044

 

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毎月第3日曜日にましこのマルシェで「益子朝市」が開かれています。パン屋、カフェ、農家さんなどが出店しています。この朝市に益子で12軒目となるパン屋「日々舎(にちにちしゃ)」が出店していました。ベーグルの美味しいお店で、ずっしり重たく食べ応えがありますよ。「益古時計」の敷地内に10月8日にオープンです。

各パン屋の営業日、場所については「益子のパンmap」で確認してくださいね。

「益子のパンmap」を手にパン屋、益子焼店、カフェ巡りで1日ゆっくりした時間を過ごしてみてはいかがですか?

 

 

pain de musha musha and coffee:http://musha-musha.jugem.jp/

Boulange 770:http://volunteer.main.jp/boulange.htm

KANTO’Sくぬぎの森のパン屋さん:http://kantos.web.fc2.com/rinji.html

日々舎:http://nichinichisha.com/

益子のパンmap:http://blog.mashiko-kankou.org/pamphlet/image/pdf/j/pan_j2014.pdf


ベジタブルキッチン・サンテの野菜三昧ディナー

みなさん、お久しぶりです~

いもみです~

今日は宇都宮市砥上町にある「ベジタブルキッチン サンテ」さんをご紹介します

お店の名前のとおり、お野菜が中心のレストランです。「野菜をおいしく食べて、健康でキレイになる」をコンセプトとしているお店なので、いつもキレイを目指す女子たちでいっぱいです

今は、夏野菜をたくさん使ったメニューとなっています。

本日、いもみが注文したのは、「サンテセット(1880円)」

3種のオードブル、スープ、メインのお料理、デザート盛り合わせ、飲み物の満足セット

お店で使うお野菜は、栃木県内の農家さんが愛情たっぷりに育てたものばかり。農家さんを紹介したカードを見ながら、お料理を待ちます

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期待も高まります さて、3種類のオードブルがやってまいりましたよ

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今日のオードブルは、

左:焼きナスのヨーグルトソースがけ

中央:たたきキュウリの炒めサラダ

右:ツル菜とズッキーニとモロッコインゲンのベニエ

です。いもみが感激したのは「ベニエ」。

ベニエとは、衣にビールを使ったフランス風の天ぷらだそうです。

甘いドーナツのようなベニエをご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、お野菜を使ったベニエもフランスでは定番だそうですよ~

サクサクの衣に包まれたお野菜はジューシーで、ビックリするほど美味しかったです

さて、続いては、季節の野菜スープ。夏野菜といえば、とうもろこしそう、今日はとうもろこしの冷製スープです。

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カプチーノみたいなフワフワな泡に包まれていて、とってもクリーミー。

コーンポタージュよりもサッパリしていて、夏に最高です。

メインのお料理は、トマトの冷製パスタ、季節の野菜とひよこ豆のカレー、ズッキーニのオムレツから1つをチョイス。お店のお姉さんイチオシの「トマトの冷製パスタ」にしました。

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伝わるでしょうか、このボリューム

細めのパスタの上には、大きめな角切りのトマトが盛りだくさん。さらにキュウリと玉ねぎのスライスにコリンキー。濃厚なトマトソースも絡めて食べれば、それはもう見事なコラボレーションですおいしーーーー

全部食べ切る頃には、おなか一杯です。大満足

が、いもみは『別腹』を持っています。スイーツ専用です

なんと、このお店、スイーツまでお野菜なんです。徹底してます。

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左:ルバーブのタルト

中央:ビーツとヨーグルトのシャーベット

右:ルッコラとゴマのババロア

ちなみに、右奥はエルダーフラワーのハーブティー。ジェラートは、バジルのアイスかビーツのシャーベットから選べます。

タルトは濃厚なカスタードに、少し酸味のあるルバーブがとても良く合います。ビーツとヨーグルトのシャーベットは、色鮮やかで、とてもさっぱりしたお味。ルッコラとゴマのババロアは、濃厚&滑らかで、いくらでも食べられちゃいます

完食ですおいしくて、お腹も一杯で、そしてお肌もきれいになれるなんて、なんと幸せなんお店でしょう

 

サンテセットのほかにも、「野菜のセット(2200円)」「野菜のコース(3000円)」もあります。

旬のお野菜を使っているので、季節毎にいろいろなお料理が楽しめます。

みなさん、ぜひ行ってみてくださいませ

 

〔ベジタブルキッチン サンテ〕

住所:宇都宮市砥上町1085-2

TEL:028-648-9831

休業日:水曜日、火曜日ディナー、その他臨時休業あり

URL:http://www.sante831.jp/