みなさん、こんにちは いもみでございます
さて突然ですが、問題です「バスク料理」って何でしょう??
バスク地方の料理・・・というのは、いもみにもなんとなく想像がつきます。
・・・で、「バスク」ってドコ???
正解は、「スペインとフランスにまたがるバスク地方で作られ発展してきた料理」。海と山の両方に囲まれており、新鮮な食材をふんだんに使った素朴で温かみのある料理が多いそうです。
クーリ・ルージュ(COULIS ROUGE)は、宇都宮市「道の駅うつのみや ろまんちっく村」の近くにあるレストランです。東京・西荻窪でお店を開いていたオーナーシェフが、地元である宇都宮に戻り2011年に開店したお店です。いつも車がたくさん停まっていて、いつか行ってみたいと思っていたお店です。
バスク地方の納屋をイメージした建物はとても可愛いらしい
そして店内は、とても落ち着いた雰囲気で、ゆっくり食事がいただけそう期待感が高まりますお店からみえるお庭も、のどかな雰囲気で癒されます。
カウンター席もあるので、おひとり様にもオススメです。
ちなみに、今日はいもみも読みかけの本を持参で「おひとりさま~」
旦那に内緒のプチ・贅沢ランチです
さて、ランチメニューは「前菜+メイン」の『Aset ¥1,600』か、「前菜+玄米粉のパスタ+メイン+デザート+ドリンク」の『Bset ¥2,500』のほか、シェフお任せランチコース(¥4,150)があります。
お客さんはほぼ女性・・・みんな、Bsetを注文している様子。では、ここはいもみも『Bset』でお願いします
メインは、「新里産そば粉のガレット」「那須産の豚スネ肉の煮込み」「トマトファルスオーブン焼き」などなど、なんと11種類の中からお好みのお料理をチョイスできます。
これは、、、迷いますいもみは優柔不断ではありませんが、インターネットを検索すると「ガレットが絶品」とか、「トマトファルスもおいしい」とか、「スネ肉の大きさにビックリ」とか。。。もう、どうしたらよいのでしょう。
ちなみに「トマトファルスオーブン焼き」とは、地元農家の冨喜澤さんが作るこだわりトマトをくりぬき、あら挽き牛・豚をぎっしり詰めて、バターライスとともにオーブンで焼き上げるフランスの家庭料理だそうですよー。
あきらかにいもみには作れないものばかり。どれも食べてみたいのですが、また来ればいいんですよね
ということで、今日は、お店の親切なお姉さんのオススメの「那須産の豚スネ肉の煮込み ポトフ仕立て」を選びました。
前菜は、「厳選された季節のオードブル盛り合わせ」。
「厳選」とは、どのくらいのレベルなのでしょう。ウキウキします
そして、運ばれてきたお料理がコチラ。色鮮やかで、盛り付けもステキ~
「黒ゴマの自家製ノンオイルドレッシングのグリーンサラダ、黄色ニンジンのサラダ、サーモンのマリネ、豚のリエット、キノコのスープ」です
ニンジンサラダ・・・実は、いもみ、あまりニンジンが好きではないです
とりあえず、一口食べてみますと
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これが、ナント美味しい!!!!!!!!!!!
ニンジン嫌いの皆さんも、克服できる(かも)
いもみは、ニンジンの独特の甘味や匂いが苦手なんです
でも、この「黄色ニンジン」は、シャキシャキで、すっきり爽やか~
なるほど、これは「厳選」された素材です
グリーンサラダにも、輪切りの黄色ニンジン(結構分厚いカットでした)が隠れていたのですが、新鮮な大根のようなみずみずしさ。実際、グリーンサラダには黒大根と(普通の?)大根の輪切りも入っていたので、いもみはてっきり大根だと思ってました。こんなに美味しいニンジンがあったなんて、驚きです
ニンジンにテンションがあがってましたが、他の素材も美味しいものばかり
結構なボリュームですが、あっというまになくなってしまいました
引き続き到着したのは「さんま、スイスチャード、ポワロの玄米粉パスタ」。聞きなれない名前がたくさん出てきて、覚えるのが大変です
解説その1「スイスチャード」・・・地中海沿岸原産のアカザ科の植物。和名を「フダンソウ」という。セロリのようなシャキシャキした食感で、茎の色が赤・白・黄・桃・黄緑・オレンジなど華やかな色彩を持つ。料理の使い道は「ほうれん草」に似ている。
解説その2「ポワロ」・・・地中海沿岸原産のユリ科の植物。西洋ねぎ。刺激臭が少なく、加熱するとトロリとして柔らかいのが特徴。
玄米粉のパスタは、そばのように、麺にも香ばしい風味があります。さんまの塩気との相性抜群で、スイスチャードのシャキシャキ感、ポワロのトロトロ感もあって、絶妙なハーモニーですこのような表現しかできなくて大変申し訳ないですが、ものっすごく美味しいです
サラダにも、パスタにも、珍しい野菜が使われています。お店で使うお野菜のほとんどは、近くの農家さん「吉村農園」(http://nouennissi.exblog.jp/)で作っているそうです。種をお渡しして特別につくってもらっているものもあるそうですよー
すでに、結構お腹が一杯です 不安になってきました。メインはどのくらいのボリュームでしょう
こちらが、本日のメイン「那須産の豚スネ肉の煮込み ポトフ仕立て」
グツグツしてます そしてカメラのレンズが曇ります
那須の郡司豚もとっても大きいです。全部食べきれるでしょうか・・・。
ためらっていても減らないので、いざ、取り掛かりましょう
フォークとナイフを手に持ちますが、ナイフは必要ないようです
フォークだけでホロリと崩れる柔らかさ。繊細です。
『これほどの柔らかいお肉を、どうやってこの器に盛り付けたのでしょう・・・』なんて、どうでもよい疑問が浮かぶくらいの柔らかさです。
そして、これまたジューシー塩味のシンプルなスープにも旨みがたっぷり溢れてきます
大きな塊も半分を食べたところで、マスタードの存在に気が付きました。そういえば、「お好みでマスタードをどうぞ」とオススメしていただいていました
ちょっと多めにマスタードをつけても、これまた美味~
少しサッパリした感じになって、結局、完食できました
さて、最後はお待ち兼ねのデザート。しかも『当店自慢のガトーショコラ』の登場です!!!
一口いただいた時点で、お皿を二度見してしまいました(いま食べたのは、『生チョコ・・・?』)
超濃厚ガトーショコラです。そして、生チョコのような滑らかさ。確かにこれは『当店自慢』です!!!
ドリンクはハーブティーをお願いしました。本日は「カモミールティー」です。スッキリして、極上・贅沢ランチの終了です(当初の予定は、プチ・贅沢ランチのはずだったんですけどね)
実は自家製のパンが食べきれなくなってしまったのですが、わざわざお土産用に入れてくれました。なんて親切~
パスタなどは季節により素材が変わるそうですので、何回行っても楽しめそうですよ~
【クーリ・ルージュ(COULIS ROUGE)】
住所:宇都宮市新里町丙33-2
TEL:028-678-8848
定休日:木曜日
営業時間:ランチ11:00~15:00 (LO 14:00) ディナー18:00~21:00 (LO 20:30)
ホームページ:http://coulis-rouge.net/
※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。