大谷石コッパ焼きの謎の解明に大谷へ(ファームおのぐち直売所・宇都宮市)

こんにちはべジフルです。
寒い日が続くと、熱々の焼き芋が食べたくなりますよね。

焼き芋のイメージ

そこで、宇都宮市の大谷地区で、地元産さつまいもを使った焼き芋を販売している「ファームおのぐち直売所」さんへ行ってきました。

直売所の外観

宇都宮の市街地から30分ほど車で走らせると、国道293号線沿いに目立つ外観の直売所が。

チラシ

今日は紅あずまと紅はるか、安納芋、シルクスイートが焼けているそうです。
お芋の熟度にあわせてベストのタイミングの物を、いつでも4品種ぐらい用意しているとのこと。品種毎の味比べが出来るのが嬉しいです。
もちろん、当然、食いしん坊ですから全品種頂きます!
100g当たり100円で量り売りなので、お財布と相談しながら購入できるのも嬉しい。

まずは、紅あずま。

紅あずま

ホクホク系の代表品種紅あずま。懐かしい味わいです。
ホクホクと優しい甘さで、男性からの支持が多いそうです。

次に紅はるか。

紅はるか

ねっとりした食感で甘みが強い紅はるか。
こちらは女性陣に大人気だそうです。

続いて安納芋。

安納芋

蜜芋といわれるだけあって、柔らかい肉質に甘みたっぷり。

最後にシルクスイート。

シルクスイート

焼き芋なのにジューシー!びっくりの食感です。もちろん甘みもばっちり。

こちらの焼き芋の美味しさの秘密は、なんと大谷石!

美味しさの秘密その1
なんと大谷石採掘場跡地の地下倉庫でお芋を保管。
温度が低く一定な地下倉庫で保管することで、糖度がアップするそうです。

美味しさの秘密その2
「大谷石コッパ焼き」!普通の石で焼くのではなく、細かく切って角を丸くした大谷石で焼いているそうです。大谷石の効果でじっくり熱がとおり、しっとりとしたおイモに仕上がるそうです。地元産のサツマイモを地元特産の大谷石で焼いてるなんて素敵。

この「大谷石コッパ焼き」という名前は商標登録を取っているので、食べられるのはここだけです。

大谷石コッパ

これが大谷石コッパ

焼いている状態

大きな鍋で大谷石のコッパの上にお芋を並べて焼き上げます

焼き窯

かまども大谷石製というこだわり

ファームおのぐちを経営する小野口さんは、2018年に地元で「宇都宮北西部営農会さつまいも生産部」を立ち上げ、現在、15haもさつまいもを作ってます。宇都宮北西部営農会さつまいも生産部は、地元食品企業との契約栽培などの取組が評価され、令和元年度栃木県土地利用型園芸コンクールで審査委員特別賞を受賞されました。今後も食品企業とのコラボ商品の話があるようなので、新商品の発売が楽しみです。

大谷石コッパ焼きの焼き芋の販売は3月末まで。
夏はトウモロコシの販売をしているそうなので、そちらも楽しみ。

【おまけ】

直売所では地元の野菜も販売していて、ちょっと変わった大根に出会えたりします。

変わった大根

【ファームおのぐち直売所】

看板
住所:栃木県宇都宮市岩原町224
電話:090-4821-7510、080-5680-2548
定休日:月火
営業時間: 9:00~16:00

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。