栃木市で味わう絶品ピザ!~Pizza Pazza~

こんにちは!三毛猫家’sです

今回、私が伺ったのは栃木市内にあるピザ屋さん 「Pizza Pazza」さんです

もちろん駐車場もありますが、栃木駅からも徒歩圏内のお店ですよ

お店外観

 

駐車場はお店の前と、すぐのところに第2駐車場もあるんですね

小ぢんまりとしていて、かわいい黄色が目を引くお店に入ってみると…

1階は12名席くらいあったのかなあと2階にも20席くらいあるみたいですよ!

 

ゆめかおり紹介

 「Pizza Pazza」さんが提供するピザの生地は、栃木県産小麦「ゆめかおり」で作られているんです

以前、私は「ゆめかおり」で作られたパンをいただいたときに、その美味しさに感動しました   なので…

もう私の期待度MAXですっ

サラダ

今回はピザ1枚に+100円すると、ドリンクとサラダが付く「ピザセット」を注文しました

さらにピザ屋さんなのに、セルフでお味噌汁もいただけるんですよ!なんだかホッとしちゃいますね!

さてさて、まず運ばれてきたのが爽やかなサラダ 

 

「栃木県産のお野菜ですか?」の問いかけに「自家製なんです。」と笑顔が美しいスタッフのお姉さん。んっん!?自家製とは驚きでした

生地づくり

そうこうしていると、店長さんが生地を広げ始めましたよ~。

一枚一枚、丁寧に仕上げていきます。

とは言っても、その手捌きが速い速い!シャッターチャンスを逃すところでした

具材をのせ、火が焚かれた窯の中へ~~~!

ピザ窯

 

じっと見つめる私の前で、あっという間に良い具合に焼かれていくピザ。

窯だど、ピザってこんなにも早く焼けるものなんですね

マリナーラ

 

 

焼きあがったのは、「マリナーラ(600円)」!

焼ガーリック、トマトソース、オレガノがのったシンプルなピザでしたが、オレガノの香りと濃厚なトマトソースがマッチして美味しいぃぃ

 

マルゲリータ

 

こちらは、「マルゲリータ(800円)」!

モッツァレラチーズ、トマトソース、パルメザンチーズにバジル。

お店のオススメ度No.1だけあって、こちらも美味しいぃぃ

 

でも、やっぱり何といってもどちらともゆめかおり」のピザ生地が美味しい

期待どおりモッチモチで、最後まで飽きることなくいただけました。

さらにメニューには、通常のピザの他に「デザートピザ」もありました

他のお客さんをちょこっとのぞき見したところ、アイスがのっていて甘党の私の心を揺るがします。でも、お腹いっぱいのため今回は断念 次回は絶対に注文するぞ 

最後に、アツアツのお土産用「イモゲリータ(300円)」を購入して帰りました

どんなピザか気になりますよね!?でも内緒です 是非みなさんも食べて、その味を試してみてください!

「イモゲリータ」みんなに大人気でした!こちらもオススメです

 

【Pizza Pazza (ピッツァパッツァ)】            
住所:栃木県栃木市河合町4-16
電話:0282-22-1072
時間:昼→月・火  11:30~13:30(L.O)
       水木金 11:30~14:30(L・O)
       土・日   11:30~15:00(L・O)
          夜→水・木・日 17:30~21:15(L・O)
           金・土     17:30~23:00 頃                                                                                              定休日:月曜と火曜の夜 (ランチタイムは基本年中無休・稀に休みあり)
WEB:http://cc9.easymyweb.jp/member/pizzapazza/default.asp?view=shop 

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット    (http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。

 


ゴロゴロいちごのソースを作ってみました!

こんにちは!タマキチです!
今回は私の手作りのゴロゴロいちごのソースを紹介します。
そもそもの始まりは昨年の残暑の日、花之江の郷の自然荘で、
いちごの天然シロップを初体験し、そのおいしさと優しさに感激したこと、ゴロンとしたいちごにもひと目惚れ!
(画像提供:とちぎ渡良瀬いちご・フルーツ街道)

GW、県内のパンケーキ屋に突撃。ゴロゴロいちごのソースにまたまた感激。お洒落なレストランのデザートのお皿にススっと流れている甘酸っぱいいちごソースが非常に気になる。
(ゴロンとしたいちごは前回の自然薯の里のデザートにも登場)

 

6月に入った頃、県産のとちおとめをいただきまして、これは自分で作っちゃいましょ!となりました。ネットを調べると「イチゴソース」やゴロゴロいちごは「コンフィチュール」とも呼ばれているらしく、作り方はジャム作りを途中で終わらせるみたいな感じ。

(参考にしたレシピ分量)
イチゴ(へたを取って)1㎏、砂糖400g 
レモン汁 大さじ2


★甘さを控え目にしたかったので砂糖はいちご1㎏に対して300g。
★いちごはあらかじめ砂糖をまぶし、水分が出てくるまで放置。
★中火で煮て沸騰したらあくを取り、いちごが崩れ始める前に火を止め、レモン汁(市販の果汁)を加える。

 

 香りが強く、味はフレッシュ!
何しろ色が綺麗!果肉もうんまい!
パンケーキ、アイスやヨーグルトにかけたり、ソーダにしたりとあっという間になくなってしまいました。

 

 

 パンケーキにかけると、すぐにしみ込みます。ジャムに近づけ、とろみをつけた方が良いのかな?実を重視か?とろみ重視か?レシピを提供している皆さんの加熱時間は様々。ちなみに前出パンケーキ屋さんのものは、お皿の下でジャブジャブしているのが甘さ控えめのMIXベリーソース。上にかかっている飾りはクリームから落ちないようにとろみのあるものと、使い分けてあります。芸の細かさにあっぱれ!

 
砂糖の分量ですが、大きい子供しかいない我が家では甘さ控えめでOK.。
小さいお子様のいるお宅は400gの方が良いかもしれません。砂糖が多い方がとろみも増すはずです。

←天然シロップのかき氷は大成功!
ヽ(・∀・)ノ

 

 
    

参考にさせていただいた商品

とちおとのソース JA全農とちぎ
実は溶かしてありながら、風味はフレッシュ。
とろみはパンケーキにも丁度良かったです。
長時間の加熱で風味を損なわないよう
酵素でいちごを分解!! ・・ハイテクな商品でした。

 

 

 

いちごのしずく いちご王国
県産のいちごを使ったごろごろソースで、見た目は私が作ったものとそっくりですが、ビンを開けてみると固まっていて、リンゴのペクチンでとろみが改善してあるようです。
栃木グランドホテルで購入できます。

 

天使のかき氷 いちごの里 
地場産いちごの天然シロップ+日光の天然氷のコラボ。いちごのみずみずしい香りと絹糸のような氷が優しいかき氷です!
この最強コンビが県内でも話題になっていますね。

 

 

花之江の郷 自然荘 
栃木市都賀町大柿1312
℡0282-92-8739
http://www.0282.jp/hananoe/index.shtml

 パンケーキファクトリー(参考)
宇都宮市東戸祭1-2-12
℡028-678-5525

いちごの里 カフェ・アンジェフレーゼ
小山市大字大川島408 
℡ 0285-33-1070  
http://www.itigo.co.jp/

とちぎ渡良瀬いちご・フルーツ街道
http://www.pref.tochigi.lg.jp/g54/1511048/1511048.html

 ※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


小山ブランド肉「おとん」を使ったお洒落カフェ

はじめまして、アスカです。

休日にどこか地元のものにこだわったいい店ないかなーと探していたら、小山駅近くにカワイイカフェを発見

カフェ外観

「昼ごはん。夜カフェ。Roost(ルースト)」さんです。

開店時間より前に着いてしまい店の前でウロウロしていると、「中でお待ちになりますか?」と優しいお言葉 お言葉に甘えて中で待たせてもらいました。

内装その1  内装その2

内装もカワイイ雰囲気

カフェ内装(黒板メニュー)

黒板のオススメメニューの他にも約20種類のパスタもあって、迷います。 

 でも今回の目当ては、

小山市で認定している小山ブランドの豚肉『おとん』を使った「ポークソテー御膳」です

それがこちらおとんのポークソテー御膳

小鉢も色々付いて、何よりポークソテーの厚みポークソテーアップ

お肉の甘みとソースのお味が絶品ソースも3~4種類あったかな

おとんを使ったパスタもあります

おとんロース肉と青じその塩味パスタおとんロース肉と青じその塩味パスタ

パスタにはサラダとデザートが付きます。

サラダ   デザート

「おとん」を思う存分堪能した一日になりました。

ちなみに食事をしている時に、蔵のまち直売所から野菜や卵の配達がありました。

量は少量で、ちゃんと使い切れる分を仕入れて、新鮮な地元農産物にもこだわっているんだなと感じました。

 カフェのマップ

 【昼ごはん。夜カフェ。Roost】
住所:小山市中央町3-1-24
TEL:090-5533-0572
営業時間:昼ごはん。11:30-14:30 last order
       夜カフェ。 18:00-23:00 last order
定休日:毎週日曜日、毎月第一月曜日、その他
専用駐車場、店舗東側に2台分、満車の場合は近隣有料駐車場へ。1H分サービス券有。

 

 ※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。

 


野菜のフルコース  ~自然薯の里~

自然薯の里

はじめまして!タマキチと申します!
初夏の暑い日、小山市の「自然薯の里」に行ってまいりました。
小山市東部にある「やすらぎの森」と道を挟んで反対側。
緑につつまれた古民家風のレストランです。
 
  メニュー

   オーナーさんのお話をお伺いしたくてちょっと遅い入店。ゆっくりお過ごしのお客様方の会話が弾んでいる模様。
  有機野菜丼?かんぴょううどんパスタセット?・・・も気になりましたが、ここは奮発してフルコース!いってみます。一番目の皿
 
 自然薯の里は、食材は全て地元産にこだわり、オーナー自らが育てた野菜と、近くの農家の方から仕入れた旬なものを使っています。

    かぶなどの茹で野菜が絵を描くように並べてあります。長く切ってあるのは色の異なる人参です。
  初体験なので、説明されるまで分かりませんでした。(^^)>スミマセン
   特製の味噌を付けていただきます。

2番目の皿これは!?なんんと!かんぴょうでした。
豆乳ベースのソースで和え、削りチーズで花が咲くように。
かんぴょうの異次元トリップ!

3番目の皿

 

    春菊、九条ネギ、ロマネスコ(中央)、高野豆腐、こんにゃく。
   ロボットのようなロマネスコも初めて食べました 。ポリンとした食感です。

         4番目の皿 

 

 

トマトと水菜のサラダ。
バルサミコ酢のドレッシングで。

5番目の皿

野菜もいいけど・・お肉もね!ここでテンションUP!
小山豚(おとん)の煮込み、とうふはそば粉を付けてソテーしたもの。
 きたあかり、ズッキーニ・・・この皿はしょうゆ麹(自家製)でいただきます。
塩麹が流行りましたが、コク&パンチがあってしょうゆ麹も良いかも!

6番目の皿

//\\//\\//\\//\\   自然薯の里のメインディッシュ  //\\//\\//\\//\\
古代米に自然薯のとろろ、かんぴょうと根菜、大豆のしもつけ汁。
しもつけ汁はかつおと昆布の透けるような出汁で優しい~!!
この組み合わせだけでも遠くから足を運ぶ価値はありますね。
シンプルな食事でも古代人にはごちそうだったかもしれない。
大地への感謝の気持ちがよぎります。

7番目の皿

かんぴょうジャムのかかったアイス、いちごのコンポート、
かんぴょうのワイン煮、かぼちゃのスイーツ。
もう、おなかもいっぱい!いっぱい!
食べ過ぎ?お野菜がいっぱいだったから大丈夫?
昼下がりをゆっくりのんびり過ごしたいですね。

自家菜園

自家菜園(店からは離れる)
野菜そのものの味・香り。素材を活かす調味料。
勉強させていただきました。
(お野菜は季節の旬な野菜を使うため随時変更しているようなので、参考までに)

          

【自然薯の里(じねんじょのさと)】            
住所:小山市高椅1955
電話:0285-49-3545           
時間:ランチ11:30~15:00(夜は要予約17:00~21:30)                                                                                                             お休み:月・火・水曜日
WEB:自然薯の里ブログ http://jinenjonosato.blog134.fc2.com/
 
【歴史とロマンのかんぴょう街道】
http://www.pref.tochigi.lg.jp/g54/1511047/1511047.html
 
※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。

栃木市内に新規オープンした隠れ家的居酒屋

みなさんはじめまして。ごん太です。

 風薫る5月といいますが、今年の連休はまさにそんな言葉のとおり、さわやかな天候に恵まれましたね。

 皆さんは、どこか遠くに出かけたのでしょうか?新緑が美しい季節なので、心がうきうきしますよね 😀

 私は残念ながらというか、小さい子供がいるので、遠くには出かけられません。

よって、今年の連休は、5月3日(金)に妻の妹の同級生がオーナーになっているという、近くの居酒屋に2家族合同で行ってきました。

場所は栃木市内の東武線の陸橋から、路地を少し入ったところにありました。

目立たない場所ですが、何だか隠れ家的な良い雰囲気。 

 

 

 

 

名前は「鮮菜酒楽『種~tane~』」というちょっと変わった感じです。

 早速、店に入ってみると、棚にいろいろな焼酎の銘柄が並んでいて、オーナーのこだわりが感じられます。 

 

 

 

 

  聞くところによると、オーナーはこれまでいろいろな居酒屋で修業してきて、今年3月に満を持してこのお店をオープンしたとのこと。

 自らの実力で勝負したいので、今のところ、メディアには積極的にPRしていないそうです。

 お店の売りは、新鮮な魚と家庭的な雰囲気だそうです。
 お米は「さくら市産のコシヒカリ」、野菜は地元の農産物直売所を中心に新鮮なものを使っています。
 お酒も県内の地酒、焼酎を積極的に扱うなど、地産地消にこだわっているんですね。
 この日も地元産の山菜の天ぷらをいただいちゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちは子供がいるので、それほどの長居はできませんでしたが、一通りの料理を注文し、アットホームな空間で居心地のいい時間を過ごすことができました

 

 

 

 

 

次回は、ゆっくりとお酒を楽しみながら、また美味しいお刺身や旬のお野菜を味わいたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんも、落ち着いた雰囲気の中で本格的な地酒や新鮮なお料理を味わえる、こちらの居酒屋へ来てみてはいかがでしょうか。

 【鮮菜酒楽『種~tane~』】

住所:栃木県栃木市平柳町1‐43‐11

電話:0282-51-9384

  ※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


もちもち夕顔麺の辛しにらソバ

 こんにちは、ひさよしです。今日は栃木市万町の中華料理屋、こまどり楼に行ってきました。

こまどり楼の外観
情報誌では有名のようですが、ひさよしは同僚に聞いて初めて知りました。
ラーメン屋か定食屋のようなお店かな~っと入ってみると
こまどり楼の内装
おしゃれな店内です。ゆったりとしたカウンター、落ち着いた雰囲気の中にさりげなく流れるジャズ、テーブル席ではマダムたちがランチとおしゃべりを楽しんでいます。
・・・酒瓶も並んでいますが(笑)

さてさて、メニューは見なくとも、ひさよしの注文は決まっています。
皆様、お店の前の看板に気づきましたか?
辛しにらソバの看板
ここまで主張されたら、そりゃ食べるしかないでしょう。お姉さん!夕顔麺の辛しにらソバ1つ!

そして出てきたのがこちら。
辛しにらソバ
 ボリュームたっぷりのニラ感

地元産のニラをたっぷり使ったこのニラそば、噛むほどに甘みがでてきて辛味×酸味の担々スープとよく合います。ニラはシャキシャキと歯ごたえがあり、麺はもちもちと柔らかく、つるりとしたのどごし。う~ん、まさにやみつきの味。

この夕顔麺を調べてみると、かんぴょうの元になる夕顔の実を粉にして、麺に練り込んでいるそうで、栃木市内の14店舗のラーメン屋さんで使っているとのこと。
食べくらべてみると面白いかもしれませんね。

というわけで、こまどり楼夕顔麺の辛しにらソバの紹介でした~ 。Bye
辛しにらソバ アップ

【こまどり楼】
住  所 栃木市万町24-18
電  話 0282-22-1291
定休日 月曜日
HP http://www.cc9.ne.jp/~arakawa/

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


祖母の手打ちそば

 祖母の命日が、近い。
 
 大きく膨らみ始めた白木蓮のつぼみ、陽の光に良く似合うレンギョウやスイセンの黄色の花。
 本格的な春がやってくるころ、いつも彼女を思い出す。

 小さな頃、祖母が嫌いだった。
 日焼で真っ黒な顔。ごつごつの手。
 大きなしゃがれ声で呼ばれると、いつも叱られているような気持ちがした。そば粉と小麦粉(打つ前の状態)

 訪ねるたびに出てくる祖母の手打ちそばも、子供にとっては“無理に食べさせられる苦い食べ物”に過ぎなかった。

 高校生になった頃、ようやく、祖母の打つそばの旨さに気がついた。
 いつの間にか、祖母は小さな人になっていた。

 「おう、来たのか。それじゃあ今から、そば、ぶってやる」
 曲がった腰を小さく屈めて力強くそば粉を捏ね、やがて、ざっくりとして不揃いな、まるでうどんのように太いそばの出来上がり。

 豚肉とゴボウで出汁をとって醤油だけで味付けた温かい汁。
 いつも同じ味その汁に、田舎風の太いそばはよく合っていた。何度もお替わりをして、お腹を一杯にしたものだった。

 
 通りかかった壬生町の農産物直売所で、地場産のそば粉が目に付いた。

 久しぶりにそば打ちしてみようかな。こねたそば
 温かい汁を作るのに必要なごぼうも買うことにした。

 水を含んだそば粉のねっとりとした感触。慣れない手つきでしばらく捏ねていると、身体がじんわり暖まってきた。

 そういえば。
 祖母とゆっくり話したことは、ほとんど無かった。

 何かを語るということが、そもそも、あまりない人だった。
 いつも笑ってばかり。人なつっこくて、どこでも誰かを見つけては楽しそうにおしゃそばの温かい汁べりをしていた祖母。

 
 打ち終えたそばを、少し太めに切った。

 ごぼうを刻んで、豚コマと一緒に油を引いた鍋で炒めて、豚肉の赤身が消えたら水を入れて沸騰。味付けは醤油だけ。
 ゆであがったそばを水にさらしてから、葱を刻んで温かい汁に入れて、食べてみる。

 懐かしい、祖母の味。

 大正時代に生まれ、ひたすら畑仕事の毎日。
 生まれて間も亡くなったという何人かの子供たち。盛りつけたそば
 戦争で戻らなかった家族。
 終戦、高度経済成長・・・

 喜びや哀しみ、様々な出来事。
 どんな時間を過ごしてきたの?

 何も聞くことは出来なかった。
 
 不思議な記憶がある。
 祖母の押す一輪車に乗って嬉しそうな、5歳くらいの僕と妹。
 何故か自分自身も映り込んでいる記憶の中の映像には、孫を見つめる、どこまでも優しい祖母の笑顔。

 僕たちは、「表現する」ための、たくさんの手段を得た。
 けれど、祖母たちの世代は、何かを語ることなく、とても静かに去っていく。折り紙

 田舎風の太いそば、ゴボウと豚コマと醤油だけの素朴な汁。
 
 祖母から母へ、そして自分へと引き継がれた記憶の味。

 いつか、息子にも伝えていきたい。

 
  彦音色でした。

【今回御紹介したそばレシピ】
 [そば(7:3で打ってみました)]
  そば粉350g 小麦粉150g(出来れば中力粉) 水250g
  ※そば粉は壬生町の農家の方が生産した石臼引きでした。
 [温かいそば汁(田舎風)] ※レシピにしてみたのは初めてです。
 ○材料 豚コマ:50~100gくらい ゴボウ:1/2本くらい(ささがきに刻む)
      (豚肉、ゴボウはダシなので、多すぎず)
 ○作り方(3~4人分) 
  油を引いた鍋で豚コマとゴボウを炒める。
  豚コマの赤身が消えたら水600ccくらい入れて沸騰
  適宜、醤油で味付ける。(他の調味料は入れません。たっぷり使います。)
  そばは別の鍋で茹でて、水でさらしてから温かい汁をかけて食べます。
  お好みで七味唐辛子などをどうぞ。
 ○一口メモ
  豚コマの代わりに、鶏肉を使う場合もあります。
  また、手打ちうどんの汁にもおすすめ。
  ただし、うどんの場合は小さじ半分くらいの味噌を入れます。
  (本当にごく少量。汁わずかに濁る程度)

【今回、そば粉を購入した農産物直売所】
 「JAしもつけ地区壬生直売所」
 住所:壬生町上稲葉1664
 電話:0282-82-8361
 営業時間:午前9~午後4
 休業日:原則年中無休(店舗都合により不定期の休みあり)
 関係ホームページ http://www.ja-shimotsuke.or.jp/tyokubai.html

※他にも県内のたくさんの農産物直売所でそば粉を販売しています。

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。

 


岩舟おとめプリン~パティスリー エド・オータヤ~

こんにちははらぺこかぁちゃんです

 

 「地域限定」「期間限定」「限定○個と言われると、どうしても手に入れたくなりますよね

 そう、今回ご紹介するのは、今しか食べられない限定スイーツです

 

やってきたのは岩舟町

 駅の近くに何やら気になる建物が。。。

岩舟石の資料館「日本一小さい 岩舟石の資料館」です。

岩舟町は、町名のとおり、昔は岩船山の石を切り出して、舟で運んでいたのです

資料館

 

ここでは、石と共に歩んできた岩舟町の歴史を知ることが出来ます

 

その昔、栃木県庁舎が栃木市にあったころ、岩舟石が建物の土台や県庁堀にも使われていました

 

現在は、切り立った岩船山で、戦隊ものの映画テレビの撮影、地元主催のコンサートなどが開催されています。

岩船山のステージで、4月21日にコンサートがあるようですよ。

 

東日本大震災の時に、V字型に大きな亀裂が入って、震災前とすっかり景観が変わってしまいました

写真はありませんので、見に行ってくださいね

 

さて、お待ちかねの今日のスイーツです

 

このスイーツが買えるのは、岩舟駅から徒歩5分の線路沿いにある「パティスリー エド・オータヤ」さんです。

エド・オータヤ看板 エド・オータヤ外観

店主の山木さんご夫妻が、ステキな笑顔で迎えてくださいました

ご主人と奥様

お店の歴史は古く、創業以来100年以上の歴史があります

創業当時は和菓子店として、饅頭→柚子羊羹→子育て最中などなど、地域にちなんだヒット商品を生み出してきました

現在の洋菓子店の形になったのは40年ほど前、現在の3代目店主が、東京から戻ってお店を継いだ時からです

現在は、3代目と4代目がお店を切り盛りしています

 

さてさて、さっそくいただきましょう

岩舟おとめプリン1

いわふねブランド認定品「岩舟おとめプリン」です

岩舟おとめプリン2

クレームブリュレのような柔らかなプリン生地と、とちおとめのコンフィチュール、生クリームがしましま模様に重なって、今が旬のとちおとめが乗っています

素材はもちろん栃木県岩舟町産のとちおとめや卵、県産の牛乳などを使用していますよ

甘すぎず、なめらか~なおいしさです

この岩舟おとめプリンは、1月から4月までの限定販売&1日限定30個の販売です

 

カシスソースかけチーズケーキ 

 

このほかにも、店主自慢のチーズケーキ

 

 

 

一番人気のパウンドケーキ

パウンドケーキ1 パウンドケーキ2

土日祝日限定ロールケーキなど、たっくさん並んでいます

ショーケース

限定品は売り切れてしまうこともあるので、予約がいいかもしれませんね

店内

 

最後に余談ですが、アニメ「秒速5センチメートル」の中に、岩舟駅周辺がリアルに描写されていて、数年前からアニメ好きさんが岩舟駅周辺を訪れるようになったそうです

岩舟駅は、今は無人駅になっていますが、昔の面影の残るとってもステキな駅です

岩舟駅

 

岩舟石の資料館
所在地:岩舟町鷲巣500-15
電 話:0282-55-5877
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日・休日の翌日・年末年始
URL:http://www.town.iwafune.tochigi.jp/General/static/ishinoshiryou.htm

 

パティスリー エド・オータヤ
所在地:岩舟町鷲巣59-5
電 話:0282-55-2134
営業時間:9:00~19:00
定休日:水曜日
URL:http://www.tochinavi.net/spot/home/index.shtml?id=386

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、ご利用ください。

 


栃木市出流の寒晒しそば

お久しぶりです。しーもんです

今回は、栃木市出流町の老舗そば店「いづるや」さんを訪れました。いずるや外観

観音様と手打ちそばの郷”として知られる出流地区には多くのそば屋さんが並んでいますが、今をさかのぼること50年前、この地で初めて手打ちそばを出したのが昭和38年創業の「いづるや」さんだそうです。

平日にもかかわらず、お店は大勢のお客さんで活気づいていました

いずるや店内 

何度か来たことのある「いづるや」さんですが、
今日の目的は、そうこれ

幻のそばといわれる“寒晒しそば”です。

初めてなのでとても楽しみです。

 

ど、どうですか、この迫力!
              そばかいわれが乗っているのが“寒晒しそば”です。
寒晒しそば

 “寒晒しそば”はよく見るとほんのり緑色をしていて力強さが感じられます。

最初はつゆを付けずにいただいてみます。 いただきます

そばのほのかな甘みと香りが口いっぱいに広がり何ともいえません。

さすが、幻のそば!! 大満足です天ぷら

ボリューム満点の新鮮な揚げたて天ぷらもおいしくいただきました。

 名水コーヒー

最後に出流名水仕立てのホットコーヒーをいただき、至福のひとときです

ごちそうさまでしたー!!

 

  名水いずる

帰り際、お店の駐車場の近くで湧き水を見つけました。

出流の石灰層から湧き出すこうした名水が、おいしいおそばの味を引き立てているんですね~ 

 

 

【元祖手打ち蕎麦 いづるや】
住所  :栃木県栃木市出流町141
電話  :0282-31-0638(代表)
営業時間:【10月~3月】11:00~18:00 【4月~9月】19:00まで
定休日 :毎週水曜日/第3週火・水曜日
参考URL :http://www.iduruya.co.jp/

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


ニラコロ&ニラ練りラーメン

こんにちはPECOです

今回も県内のおいしいものを使ったおいしい料理を紹介させていただきます。

さて、今回ご紹介しますのは、栃木県の南部に位置する大平町の名産品「ニラ」を使ったメニューです。大平町はニラの産地であり、道を走るとあちこちにニラのハウスが見られます。

さっそく大平町富田にある、「農の駅 ファームミルティーユ」へと足を運びました。

当初はここの名物「ニラコロ」定食を食べるでしたが、メニューに「ニラ練りラーメン」なるものがあり、どっちも食べたい!(*^_^*)と、ニラコロは単品で注文しました。

ニラコロ①これがニラコロ。まん丸ですね

お味はバターの風味が香る「クリームシチュー味」と、スパイスが効いた「カレー味」があります。

3つのうち2つがクリームシチュー味で、1つがカレー味となっています。

 

さて、どういう具合にニラを使っているかというと・・・

ニラコロ②

 

こんな感じ。緑色の部分がニラです。

しかも、ただのニラではなく、「軟白部」を使っています。

 

 

 

軟白部とは?・・・ニラの根元の部分であり、本来なら出荷するときに切ってしまいます。

葉の部分と比較しても味は濃く、シャキシャキとした歯ごたえと甘みがあります。

その軟白部とおからを混ぜて作ってあります。

食べてみると・・・おいしい!!しかもホントにシャキシャキとした歯ごたえが!!

通常コロッケを食べる時には出ない音がします♪

しかもクリームシチューの味わいがたまりません。カレー味もおいしい。

ああ・・・ごはんが食べたい・・・と思っているとラーメンの登場。

ニラ練りラーメン野菜がいっぱいです。

ざっと見てもニラ、にんじん、たまねぎ、水菜、パプリカ、もやしなど、野菜をふんだんに使っています。

これらはみんな栃木県産です。

 

 

水菜については、お店のオーナーが作っています。

さて、麺がどうなっているのか・・・

麺の色

ほのかに緑色してますねー。練りこんだニラが見えます(*^。^*)

お味もとってもおいしいです!!

たっぷりの野菜とニラの香りが食欲をそそります

鍋にはニラは欠かせませんが、ニラの違った食べ方はいかがでしょうか?新食感のコロッケと野菜たっぷりのラーメン、ぜひみなさんも食べてください。

【農の駅ファーム ミルティーユ】
住  所  :栃木県栃木市大平町富田5-24
電話番号 :0282-43-7255

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。