とにか~~~く!かわいくて・おいしいお店「H&M Garden」(・∀・)

こんにちは、スイカです(・∀・)

とにか~~~く! かわいくて・おいしいお店を紹介します。

宇都宮市平出町にあります「H&M Garden」です。

ベリー園・ハーブ園・ガーデンハウス・ハーブ体験(要予約)と、他にはない楽しみがたくさん

詰まっています!

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 ◎ベリー園は今年度終了。来年が楽しみです!!(・∀・)

期 間:7月1日~8月下旬(期間は、果実の成熟状況によります・いろいろなコースあり)

※↓参考までに27年のコースは・・・↓

【入園料コース1】 大人500円(税込)・小学生以下300円(税込)・3歳以下無料

アイスクリームとハーブティー付(3歳以下にアイスクリームは付きません)

◎ハーブ園

期 間:9月上旬~・営 業 日:水曜日・土曜日・営業時間:11:00~17:00 料 金:入園料300円(税込)・ハーブティー付

その他、タッジーマッジー作り1束200円(ハーブ担当がいる場合のみ作製可)150916_140111IMG_4186IMG_4184

◎ガーデンハウス

ここのベリー園でとれた自家製の手作りジャムやハーブティー、日替わりおやつや様々なかわいらしい雑貨を購入することが出来ます。喫茶コーナーもありますよ(・∀・)

ベリー類がたくさん詰まったお菓子は他にもあるかもしれませんが、宇都宮産のラズベリー・ブルーベリー・ブラックベリー・グースベリー等の様々なベリー類がお菓子やジャムに変身しています。

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ベリーぎっしり、かぼちゃもどっさりで一口でおいし~い!幸せ~!

ラズベリーのジャムも中身はラズベリー・てんさい糖・レモン果汁 のみ!つぶつぶ感がくせになります!

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この日も「選べない!ほしい物がありすぎて選べない!!!」と大騒ぎ!!

ハーブ好き・雑貨好きだけでなく、食いしん坊にもおすすめのお店です!

ぜひ、行ってみてくださいね!(・∀・)

 

H&M Garden

栃木県宇都宮市平出町777

営業日:水曜日・土曜日

営業時間:(7月~8月)9:00~17:00(9月~)11:00~17:00

080-5492-3298(ベリー園担当 吉澤 元)

090-4426-8786(ハーブ担当 吉澤 美幸)

FAX 028-661-3730

hm-garden@asahi.email.ne.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


鬼怒川温泉ホテルでビュッフェを満喫♪

こんにちは、SOBAKOです

大雨の影響がまだ残る中、鬼怒川温泉に骨休めに行ってきました

さて、本日やってきたのは『鬼怒川温泉ホテル』

今年の7月に「地産地消推進店」に登録されたばかり、登録ほやほやのスポットです

栃木県の食材を使った料理が自慢とのことなので楽しみですね~

 

食事はプランによって部屋食とビュッフェに分かれますが、今回は『石窯ダイニング・楽炎』のビュッフェのプランをチョイス

 ビュッフェ内

ビュッフェ内の様子

メインの料理はだいたいこちらにありました。手前にピザやローストビーフ、デザートのコーナーもあります

 

とちぎ霧降高原牛

霧降高原和牛

オーダーするとローストビーフを切って、盛りつけてくれます

 

海老原ファーム(下野市)のサラダバー

海老原ファームのサラダバー

新鮮野菜が取り放題

 

日光特産の湯葉

日光湯葉

 ミニサイズなので食べやすいw

 

栃木県産なすひかり

なすひかり提供

ご飯物は全て栃木県産なすひかりを使用してます。冷めても美味しいのよね

 

そして・・・・

プレミアムヤシオマスのお刺身

プレミアムヤシオマスの刺身

他と比べて減りが早い  に・・・人気商品か

※プレミアムヤシオマスは栃木県水産試験場で育成した特別なヤシオマスですw 詳しくはこちらをどうぞhttp://www.pyashio.com/about/index.html

 

他にも宇都宮餃子佐野ラーメン秋野菜をふんだんに使ったカレーなど種類は豊富でです

プレート1

まずはお味見~って事で、私は少量多品目派。

チャーハンも栃木県産なすひかり使用。アユの塩焼きや宇都宮餃子、湯葉にサラダともりだくさんで

プレート2

連れのプレート。また・・・いっぱいとってきましたよ・・・食べきれるのか

 

・・・・な~んて思っていましたが、美味しかったので二人ともぺろっと完食しました

総菜各種

追加でさらにローストビーフ佐野ラーメン秋野菜のカレー生湯葉焼きおにぎりをゲット

あ、一人分じゃないですよ 二人で食べました

秋野菜のカレーは野菜たっぷりでコクがあり、ローストビーフは肉厚でうま味たっぷりw

さらに焼きおにぎりはめちゃウマ

そのままでも美味しいけど、出汁かけてお茶漬け風にしたら絶対美味しいと思う

・・・と思ったのですが、をもう1個食べる余力はなく断念。残念

 

そして別腹のデザート

デザート

ちょうど「秋のスィーツフェア」をやっていましたのでいろいろと味見

おなかパンパンです

 

ボリュームたっぷり、味もばっちり、地産地消感しっかり

栃木県の味を堪能できて二人とも大満足でした

 

今回残念ながら全ての料理を制覇できませんでした。

なので、次回またチャレンジして今回食べられなかった料理を食べたいと思います。

 

温泉も満喫したし、翌朝の朝食も美味しくいただけたし、久々に充実したお休みを堪能しました

 

【Report day 2015.09.11】

【鬼怒川温泉ホテル 石窯ダイニング・楽炎】
所在地:栃木県日光市鬼怒川滝545
ホームページ:http://www.kinugawaonsenhotel.com/


春を呼ぶ伝統野菜~”かき菜”を知ってますか?

 栃木県の両毛地区(佐野・足利~群馬方面)には、古くから親しまれている野菜、”かき菜”があります。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERAかき菜はアブラナ科、菜の花の仲間です。関東地方で広く栽培されていて、場所によって芯切菜、宮内菜、埼玉や東京では、のらぼう菜など様々な呼び方で親しまれています。佐野では芯をおっかいて(折って)採るから、「かき菜」と呼んでいます。かき菜畑~1brand

JA佐野では「佐野そだち菜 かき菜」を商標登録し、とちぎ地域ブランドにも認定されています。春になるとグングン伸びるので、春を呼ぶ野菜とも言われ、家庭菜園でも人気です。収穫は11~4月ですが、寒さに遭った春先2~3月が甘さが強くて一番美味しいです。 

茎が太くてゴツイ菜っ葉だけど、ゆでるとやわらかく、鮮やかな緑色になります。ボリュームの割に値段が安いのもポイント! 食べ方は、おひたし、味噌汁が定番ですが、150302_2049~01他には豚肉と炒めたり、”かき菜のパスタ”もおすすめ! 150224_2050~01

イタリアには、かき菜そっくりの菜の花「チーマディラーパ」と耳形パスタの料理があると聞きました、(耳うどんみたいなのかな?) イタリア料理店の皆様、かき菜も使ってください、よろしく♪

加工品では、さのそだち味の研究会の「かき菜まんじゅう」が有名です。150223_1508~01農家のお母さんが手作りしている、緑色のおまんじゅうです。佐野市観光物産会館みかも山観光物産会館で、ほぼ1年中販売しています。

 

ただ今、佐野市では、佐野スプリングフラワーフェスティバル2015 を開催中です。 <かたくりの花まつり 3月14日~4月5日>

5月の連休頃まで、春の花が次々見頃を迎えます。 ぜひ遊びに来てください。tpg_b4かき菜&ちょう~1

以上、 いもふらい おすすめの佐野市の野菜と花情報です。 詳しくはこちら↓からどうぞ~!

【佐野スプリングフラワーフェスティバル2015】 TEL:0283-27-3011  http://www.sano-kankokk.jp/2015katakuri.pdf  <かたくりの花まつり3月14日~4月5日>

【佐野市観光物産会館】 住所:佐野市金井上町2519(佐野厄除大師 北側) 佐野駅から徒歩10分 営業時間:9:00~18:00 年中無休 TEL:0283-21-5111 http://www.sano-kankokk.jp/tour_guide/prdct2/index.html

【みかも山観光物産会館】 住所:佐野市黒袴町630-1 営業時間:8:30~17:00 火曜定休 TEL:0283-27-1255 http://www.sano-kankokk.jp/tour_guide/atrct/tg_atrct_014.html

【アグリタウン花の停車場】 住所:佐野市植下町802-4 営業時間:9:00~17:00 無休(臨時休業有り) http://itigogari.com/

 

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


~春の花”ヒスイカズラ”と”いちご料理”の紹介です~

こんにちは いもふらいです。 もうすっかり春ですね~~!桜

県内の「桜の名所情報はこちら」をどうぞ、これからお花見が楽しめる場所を探してみては。 お出かけ前に目的地の開花状況を確認して下さいね。

今、とちぎ花センターの大温室で、珍しい「ヒスイカズラ」が咲いています。OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA大温室のみ有料400円です。

不思議な青緑色、大きな藤の花みたいに次々連なっています。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 今年は開花が遅かったので、ゴールデンウイーク頃まで見頃だそうです。 温室ではヒスイカズラの他にも洋蘭や熱帯果樹、大きなサボテンも見られます。イベントもありますよ。

<平成26年4月より「本物の出会い、とちぎパスポート」ができたそうです。栃木県内の観光にぜひご活用下さい。とちぎ花センター大温室400円→320円に割引 詳しくはこちらでご確認下さい

もう一つ、春といえば”いちご”!?RIMG0003

平成26年産とちぎ観光いちご園」のいちご狩り情報は、こちらをご覧ください。

春のいちごは酸味があるので、ジャムやお菓子向きですが、なんと料理にも使う!そうです。以前のブログ「佐野駅前のかわいいカフェとさのまる情報」で紹介した「ベリーカフェ」で、いちごの新メニューが続々登場中・・・佐野市内の小林農園のいちごを使っています。

「いちごカレー」や「いちごのサラダ」等々、様々な”いちご料理”が食べられますよ! もちろん、いちごの飲み物もあります。

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「いちごカレー」の味は甘酸っぱいフルーツカレー!、辛くないから子供が喜びそう。 

いちごおにぎり

こちらは、かわいい「いちごおにぎり」、ブログにレシピがあります。 斬新なメニューですが、いちご好きなら一度お試しを。

それからさのまるファンの皆様へ、「さのまるの家」は、4月6日にちょっと離れた大通り沿いに引っ越ししました。 佐野市役所から「さのまるの家引っ越しのお知らせ」

【とちぎ花センター】 住所:栃木市岩舟町下津原1612 TEL:0282-55-5775 FAX:0282-55-5770  http://www.florence.jp/index.html

【ベリーカフェ】住所:佐野市若松町189 TEL:090-2903-5287 http://ameblo.jp/emipp/entry-11813086997.html

【さのまるの家】住所:佐野市若松町24 TEL:0283-20-3055 


女体山の霊水と 那須野紅茶と

こんにちは.。「ニャンピ」です。

栃木県には、「尚仁沢湧水」に代表されるように「美味しいわき水」を各所で楽しむことが出来ますが、那珂川町にもわき水スポットがあることを知りました。
わき水スポットの名は…… その名も 「女体山の霊水」  

   おおっっっっ! これは興味津々です。(*^_^*)   さっそく汲みに行くことにしましょう。

那珂川町中心部から茨城県大子町方面に約3㎞東進すると、女体山入口の案内板がありますので右折して坂を登っていくと、

しめ縄が張られたランドマークと、勢いよく水が噴出している所がありました。案内板

 霊水

 

 

 

 

案内板その2案内板によると、名峰女体山からの地下水で、年間を通じて8度の冷水毎分20リットルわき出ており、水質調査も行っているとのことです。
その場で飲んでみたところ、柔らかでクセのないお水でした。

 

 

 

「このお水、どのように飲もうかな~」と考えていたところ、地元の茶葉を使った紅茶があることを思い出しました。
那須烏山市大桶にある「烏山製茶工場」で製造している、栃木生まれの和紅茶「那須野紅茶」をこの霊水で入れたら美味しいのではなかろうか……帰り道だから工場に寄ってみようかな。

途中で見かけた茶畑です。那須野紅茶の原料である茶葉は那珂川町矢又で摘まれています。
茶畑

 

 

 

 

 

 

烏山製茶工場を訪ねると、話し好きな親父さんがいらっしゃいました。
那須野紅茶は、寒暖の差が大きく良質な茶葉が栽培される「八溝地域」の茶葉と、ほとんどの製茶作業を手作業で行う「オーソドックス製法」にこだわって、丹精込めて作っているとのことです。紅茶ラインナップ

那須野紅茶のラインナップも、「熟成初摘み」「初摘み2012(ファーストフラッシュ)」「生姜」「ほうじ紅茶」と種類もあり、こだわりの「Eマーク食品」にも認定されています。

 

 

 

雑誌月刊「twin]に取り上げられたり、お茶の本場の京都に紅茶づくりの指導者として招かれたこともあるとのことでした。
記事
これは、ますます楽しみになってきました。

 

 

 

 

那須野紅茶(熟成初摘み)女体山の霊水で入れました。紅茶ポット

軟水なので紅茶との相性はバッチリと思います。茶葉の跳ね(ジャンピング)は写真では分かりいにくいかな?

 

 

 

 

 ティータイム色合いは大変良く、ふくよかな香り渋みの少ない紅茶が出来ました。お茶請けは「八溝そば街道」にちなみ、「やみぞそばクッキー」をチョイスしてみました。パリッとした食感と香りが紅茶とコラボレーションします。
休日の午後、まったりとした時間が過ごせそうです。

 

 

 「那須野紅茶」は「山上げ会館」(那須烏山市)や、山上げ会館山上げ会館店内

 

 

 

 

道の駅ばとう」(那珂川町)、宇都宮アンテナショップ「宮カフェ」、「Y’s tea(ワイズティー)」等でご購入いただけます。

「やみぞそばクッキー」は稲川菓子店(那須烏山市)でご購入いただけます。

 

【女体山霊水】   栃木県那珂川町健武152-2 電話0287-92-5757(那珂川町観光協会)
【烏山製茶工場】  栃木県那須烏山市大桶373-4 電話0287-84-0471
【山上げ会館】   栃木県那須烏山市金井2-5-26 電話0287-84-1977
【宮カフェ】      栃木県宇都宮市江野町2-11 電話028-637-3131
【Y’s tea(ワイズティー)】  栃木県宇都宮市曲師町5-3 電話028-639-6601
【稲川菓子店】   栃木県那須烏山市中央1-11-19 電話:0287-82-2263

【Eマーク食品情報】  http://www.shokusan.or.jp/furusato/e_mark/index.html

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


パレスホテル大宮のカフェレストラン パルテールで栃木県産農産物をふんだんに使ったお料理を満喫

ハロー!
那須地方のうんまいものを食べ尽くす「なすの食ぃーん」です

今回は、埼玉県さいたま市に出張
県職員たるもの、最新情報のお勉強は必須です
農業の新技術セミナーに参加です。

腹が減っては、お勉強はできませぬ
まずは、腹ごしらえといたしましょう

ということで、今回訪れたのが・・・
パレスホテル大宮の「カフェレストラン パルテール」。

ただいま「栃木路フェア ランチバイキング」実施中。
店内はいちごのオブジェでキュートに飾り付けされています。

旅先で心細くなっても、栃木県産農産物をおなかいっぱいいただけば、元気いっぱい!
しかも、バイキングだから、好きなものを好きなだけ

さっそく、「平日ランチバイキング」2,000円をオーダー。
サラダとか
「かんぴょうのきんぴら」、「うどとわかめの酢の物」、「いちごソースの冷製パスタ」、「ハトムギ入り生野菜サラダ」。
彩りもきれいでしょ
ねぎ肉巻きとか
「白美人ねぎの肉巻き」、「にら玉」、「豚角煮」、「宇都宮餃子」、「佐野名物ポテト入り焼きそば」、「ねぎにらピザ」。
栃木県産農産物にひと手間加えて。
意外性のある組み合わせも楽しい。
トマトジュース
「フレッシュトマトジュース」。
係のマドモアゼルが、目の前でジュースにしてくださるわ。
隠し味のはちみつとオリーブオイルでトマトのさわやかさが引き立つ。
デザート
デザートいろいろ。
手前の波打っているのは、「かんぴょうの素揚げ」。
ほんのり塩味が効いて「パリッ」とも「サクッ」とも異なる食感がクセになっちゃうかも。
いちごのデザート
「いちごのデザート」。
シロップに浮かんだいちごの香りが引き立っているわ。
にらそば
ご存じ、鹿沼名物「にらそば」。
はとむぎちゃ
栃木県産ハトムギの「ハトムギ茶」。
ちょっぴり(?)食べ過ぎの身体に、香ばしい香りが染み渡るわ~。
レモン牛乳

ふるさとの味「レモン牛乳」まで!

他にも、「ゆば入りちらし寿司」や「点心」、「しもつかれ」などなどあったけど、もうすぐセミナー開始の時間!
後ろ髪を引かれつつ、ランチ終了といたしました。

【パレスホテル大宮 カフェレストランパルテール】
所在地:埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5
電話番号:048-647-3300
営業時間:7:00~23:00※ランチは11:00~14:00
ホームページ:http://www.palace-omiya.co.jp/restaurant/parterre_season1001.html
※平成25年3月1日(金)~4月30日(火)まで、ホテル内のレストラン全店で、栃木県産農産物をふんだんに使用した料理が提供されています。

 ※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


祖母の手打ちそば

 祖母の命日が、近い。
 
 大きく膨らみ始めた白木蓮のつぼみ、陽の光に良く似合うレンギョウやスイセンの黄色の花。
 本格的な春がやってくるころ、いつも彼女を思い出す。

 小さな頃、祖母が嫌いだった。
 日焼で真っ黒な顔。ごつごつの手。
 大きなしゃがれ声で呼ばれると、いつも叱られているような気持ちがした。そば粉と小麦粉(打つ前の状態)

 訪ねるたびに出てくる祖母の手打ちそばも、子供にとっては“無理に食べさせられる苦い食べ物”に過ぎなかった。

 高校生になった頃、ようやく、祖母の打つそばの旨さに気がついた。
 いつの間にか、祖母は小さな人になっていた。

 「おう、来たのか。それじゃあ今から、そば、ぶってやる」
 曲がった腰を小さく屈めて力強くそば粉を捏ね、やがて、ざっくりとして不揃いな、まるでうどんのように太いそばの出来上がり。

 豚肉とゴボウで出汁をとって醤油だけで味付けた温かい汁。
 いつも同じ味その汁に、田舎風の太いそばはよく合っていた。何度もお替わりをして、お腹を一杯にしたものだった。

 
 通りかかった壬生町の農産物直売所で、地場産のそば粉が目に付いた。

 久しぶりにそば打ちしてみようかな。こねたそば
 温かい汁を作るのに必要なごぼうも買うことにした。

 水を含んだそば粉のねっとりとした感触。慣れない手つきでしばらく捏ねていると、身体がじんわり暖まってきた。

 そういえば。
 祖母とゆっくり話したことは、ほとんど無かった。

 何かを語るということが、そもそも、あまりない人だった。
 いつも笑ってばかり。人なつっこくて、どこでも誰かを見つけては楽しそうにおしゃそばの温かい汁べりをしていた祖母。

 
 打ち終えたそばを、少し太めに切った。

 ごぼうを刻んで、豚コマと一緒に油を引いた鍋で炒めて、豚肉の赤身が消えたら水を入れて沸騰。味付けは醤油だけ。
 ゆであがったそばを水にさらしてから、葱を刻んで温かい汁に入れて、食べてみる。

 懐かしい、祖母の味。

 大正時代に生まれ、ひたすら畑仕事の毎日。
 生まれて間も亡くなったという何人かの子供たち。盛りつけたそば
 戦争で戻らなかった家族。
 終戦、高度経済成長・・・

 喜びや哀しみ、様々な出来事。
 どんな時間を過ごしてきたの?

 何も聞くことは出来なかった。
 
 不思議な記憶がある。
 祖母の押す一輪車に乗って嬉しそうな、5歳くらいの僕と妹。
 何故か自分自身も映り込んでいる記憶の中の映像には、孫を見つめる、どこまでも優しい祖母の笑顔。

 僕たちは、「表現する」ための、たくさんの手段を得た。
 けれど、祖母たちの世代は、何かを語ることなく、とても静かに去っていく。折り紙

 田舎風の太いそば、ゴボウと豚コマと醤油だけの素朴な汁。
 
 祖母から母へ、そして自分へと引き継がれた記憶の味。

 いつか、息子にも伝えていきたい。

 
  彦音色でした。

【今回御紹介したそばレシピ】
 [そば(7:3で打ってみました)]
  そば粉350g 小麦粉150g(出来れば中力粉) 水250g
  ※そば粉は壬生町の農家の方が生産した石臼引きでした。
 [温かいそば汁(田舎風)] ※レシピにしてみたのは初めてです。
 ○材料 豚コマ:50~100gくらい ゴボウ:1/2本くらい(ささがきに刻む)
      (豚肉、ゴボウはダシなので、多すぎず)
 ○作り方(3~4人分) 
  油を引いた鍋で豚コマとゴボウを炒める。
  豚コマの赤身が消えたら水600ccくらい入れて沸騰
  適宜、醤油で味付ける。(他の調味料は入れません。たっぷり使います。)
  そばは別の鍋で茹でて、水でさらしてから温かい汁をかけて食べます。
  お好みで七味唐辛子などをどうぞ。
 ○一口メモ
  豚コマの代わりに、鶏肉を使う場合もあります。
  また、手打ちうどんの汁にもおすすめ。
  ただし、うどんの場合は小さじ半分くらいの味噌を入れます。
  (本当にごく少量。汁わずかに濁る程度)

【今回、そば粉を購入した農産物直売所】
 「JAしもつけ地区壬生直売所」
 住所:壬生町上稲葉1664
 電話:0282-82-8361
 営業時間:午前9~午後4
 休業日:原則年中無休(店舗都合により不定期の休みあり)
 関係ホームページ http://www.ja-shimotsuke.or.jp/tyokubai.html

※他にも県内のたくさんの農産物直売所でそば粉を販売しています。

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。

 


佐野市 手打ちそばのかみやま

手打ちそば かみやまの外観と民芸ダンス 安寿です。佐野市秋山、佐野市葛生から鹿沼市(旧粟野町)に抜ける県道200号、秋山・葛生線沿いにある15,6年前に開業した手打ちそばかみやまを訪ねました。 

  隣の建物では、休日前を除くほぼ毎日午後、製粉、ふるいを行っている様子が窓越しに見えます。 

 

 店主の神山さんにお話を伺いました。開業に当たり地元のそばをいろいろ試した結果、特に佐野市牧地区の玄そばが気に入り、特定の農家から仕入れているとのこと。

 店内に入ると、こたつ席、イス席などいろいろ。昔懐かしい民芸タンス(←年がばれる)などもあり、ちょっと昭和の時代を思わせます。好きな席に座るための予約をいれる県外からのリピーターもいるそうです。

 野菜てんぷらそばさて、野菜天ぷらそばが運ばれてきました。香りが良いです。ゆったりとした時間を過ごしちゃいました。

 店にくる途中には、竪穴式住居で宿泊体験できるあきやま学寮もありますが冬期休業中です。また、3kmほど鹿沼方面に行くと、ザゼンソウ(2月末~3月中旬)や、佐野市のカタクリ(3月末~4月中旬)の群生がみられるそうです。詳しい場所は、お店で聞いてくださいね。

 

 交通:佐野市葛生駅発「さ~のって号」秋山線 定員が少ないため、電話で予約(0283-86-4071)が必要です。

 【かみやま】
連絡先:電話0283-87-0036
所在地:佐野市秋山町305

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。  


春を呼ぶ黄色の香り(鹿沼市上永野:蝋梅(ろうばい)の里)

 「蝋梅(ろうばい)が咲きました」
 写真入りの新聞記事を見つけました。
ろうばい
 待っていました! 春の便り。
 早速出かけてみることに。

 鹿沼市上永野「蝋梅の里」。
 オープンしたのは5年前。園主の大貫さんが個人で整備したものです。

 大きな駐車場に車を止めるとすぐに、蝋梅の甘い香りが漂ってきます。

 「ここでは4種類の蝋梅を鑑賞できるんですよ」
 大貫さんが教えてくれました。
ろうばい(満開)
 2月から3月に咲く「原種」と、1月から3月に咲く「基本種」は、内側がちょっと赤っぽい花。

 11月下旬から3月に咲く「満月」と、12月から3月に咲く「素心」は、花の外側も内側も黄色い品種。

 蝋細工のような黄色、梅に似た香りの花。梅とは全く異なる植物ですが、中国から入ってきたときにも「梅」という名前が使われていたんだそうです。

 品種によって香りが違うのかな?
 立ち止まっては花に顔を近づけてみます。

 600本の蝋梅は見事です。
  冬枯れの山を背景に、小さな蝋細工のような可憐な花。
 春の訪れを予感させる黄色の香りを胸一杯吸い込みます。
                           地元野菜の漬物

 園の入り口には直売所も。
 地元産の野菜を使った漬物がたくさん置いてあります (写真は試食用です)。
  「らっきょうのたまり漬け」、かりかりと風味豊かで、ひとつ買わせていただきました。
 めずらしい「蝋梅の香水」も売っていました。とっても良い香り。作り方は企業秘密だそうです。

 ろうばい

  まだまだ寒さは続くのでしょうが、
 少しずつ、春がやってきているんですね。

 福寿草はまだかな~。

 ちょっぴり早い春を堪能した彦音色でした。

【鹿沼市上永野 蝋梅(ろうばい)の里】
 住所 :栃木県鹿沼市上永野273(永野小学校の裏側)
 入場料:300円/人(大人のみ)
 雨天時など休園
 詳しい情報(四季彩のまちかぬまのHPより)
    http://www.kanuma-kanko.jp/news_details.shtml?1292:1

※栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


やっぱり冬にはシクラメン(日光市 (有)永岡園芸)

  農業に関する仕事をしているのに、花の名前を知らない。
  ・・・と、あるとき気付いて愕然としました。

 気になった花は、覚えるようにしよう。
 そう思い立って10年以上が過ぎますが、年々衰えていく記憶力ではなかなか捗りません・・・。

 それでも、それぞれの季節に、印象に残るいくつかの花を覚えました。
 春には、ひっそりと季節を告げる「二輪草(にりんそう)」。初夏の青い空の田園風景には颯爽(さっそう)と立つ「立葵(たちあおい)」が素敵です。うだるような暑い日には、庭先でよく見かける「凌霄花(のうぜんかずら)」の橙色にはっとします。
 秋は、そよ風に頼りなさげに揺れる「秋明菊(しゅうめいぎく)」でしょうか。
ハウス入口
 そして冬。
 やっぱり、冬には「シクラメン」です。

 色とりどりだった秋から、モノトーンの冬へと季節が変わる中、シクラメンの鮮やかな色、醸し出す柔らかな雰囲気は、暖まった家の中に良く似合います。

 日光市内のシクラメン生産直売「(有)永岡園芸」を訪れました。
 ハウスの入口の向こうには、鮮やかなシクラメンが小さな海のように拡がっているのが見えます。

 中に入ると、色とりどりのシクラメン。
 思わず子どもと「うわ~」と声を上げました。
 ちょうど、シクラメンはこれからが最盛期。

 シクラメン(たくさん)

 シクラメンづくり36年目の永岡さん。
 
 どんな思いをシクラメン作りに込めているんですか?
 「お客さんに喜んでもらえる良い花を作りたい。毎日の管理の小さな積み重ねが正直に花に出るんです。日々精進ですね」

 子どもが、どの色を買うのか迷い始めました。

 「“パステル系”と呼ばれる品種には、作曲家の名前が多いんですよ」
 そうなんですか?シクラメン(赤)

 「赤は『ヨハンシュトラウス』、ピンクは『シューベルト』、紫は『ベートーベン』・・・」
 ようやく「僕、これがいい」と鉢を指さしました。

 華やぐような赤い色。中世の舞踏会のイメージでしょうか。
 3,000円のものを一鉢いただきました。

 ハウスを出る頃には陽が落ちそうになってきて、しんしんと寒さが染みてきましたが、赤いシクラメンが、家の中をほっこりしてくれそうです。ハウス

 彦音色がお届けしました。

【有限会社永岡園芸】
 所在地:栃木県日光市森友923
 電話番号:0288-22-3040

[追記]
  花つながりでプチ情報です。
  平成24年10月で開開園20周年を迎えた「とちぎ花センタ-」に、新たにかわいいキャラクターが誕生しました。その名も花の妖精「とちはなちゃん」。とちはなちゃん

 今後、様々なイベントに登場する予定です。
 請う、ご期待!

 ちなみに、12月24日まで「シクラメンとポインセチア展」開催中です。

【とちぎ花センター】
 所在地 栃木県下都賀郡岩舟町下津原1612
 電話 0282-55-5775 
 営業時間等
  
・開園時間 9時00分から17時00分まで
  ・休園日 3月~5月は休まず営業 但し、5/7(月)は臨時休園 
        6月~2月は毎週月曜日(休日の場合はその翌日)
  ・メンテナンス休園 9/3(月)~9/7(金)
  ・年末年始休園日 
12/25(火)~1/1(祝)
 入園料 入園無料。鑑賞大温室は入館料必要 大人:400円(320円) 小人:200円(160円)
  ※( )は15名以上の団体料金


 ホームページ http://www.florence.jp/index.html
 キャラクター名称決定 http://www.florence.jp/topup/news/flower_news.htm#masukotto