こんにちは、ベジフルです。
海無し県の栃木県ですが、実は淡水魚の鮎の漁獲量は全国3位なんです。
栃木県の東部を流れる那珂川は、「西の四万十川、東の那珂川」と言われる関東屈指の清流で、昔から天然鮎のメッカとして多くの釣り人に愛されています。
そこで、鮎を思う存分食べようと、大田原市の黒羽観光やなに行ってきました。
この日は、暑すぎずちょうど良い天気。釣り人も気持ちよさそう。
こちらの施設は、新型コロナウイルスの影響で今年は営業中止の予定でしたが、感染対策に十分な留意をしたうえで、7月1日から営業を再開。残念ながら2020年は飲食施設のみの営業で、「やな」の設置はありませんが、店内から那珂川が見えて、臨場感抜群です。
開放的な店内と、手指消毒用アルコールで感染対策はばっちり。
席を確保し、テーブル番号を覚えてから、注文窓口に行きます。
折角ここまで来たのですから、鮎を堪能させていただきましょう。
いろいろな鮎料理が食べられる芭蕉定食と、珍しい鮎釜めしセットを注文。
鮎釜めしは30分ぐらいかかるとというので、周辺を散策。
お店の裏手では、池から新鮮な鮎をすくい取って炭火でこんがり焼いてます。
これは期待が高まります。
こちらが芭蕉定食。なんと鮎が合計で4匹も付きます。
まずは鮎の塩焼き。おどり串で美しい焼き姿。
皮はぱりっと、中はふっくら、抜群の塩焼きです。
こちらは初めて食べた鮎魚でん。甘めの蓼味噌の風味が食欲をそそります。
そして鮎フライ。サクサクの衣としっとりした鮎の身の食感のコントラストが楽しい。
こちらも初めて食べる鮎釜めし。
フタを開けると、鮎の香りが立ち上ります。
お米にも鮎の香りが行き渡り、なんとも口福です。
こちらの黒羽観光やな、実は昨年10月の台風19号の影響による那珂川の増水で、お店が濁流に襲われ壊滅的な被害を受けてしまい、施設の廃止も検討されたそうです。
店内には、その時の様子を写した写真が展示されていましたが、想像以上の被害にびっくり。
お店を再建された方々の苦労を思うと、美味しい鮎を頂けたことに感謝しきりです。
【黒羽観光やな】
住所:栃木県大田原市黒羽向町1639番地
電話:0287-54-0087
営業日:期間中無休(2020年7月1日(水曜日)から11月3日(火曜日・祝日)
営業時間:10:00から17:00
※ 栃木県農政部の情報は、 「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。