旬の味覚を贅沢に盛り込んだ“NIKKO CUISINE”「鬼怒川パークホテルズ」(日光市)

こんにちは。雫です。

今回は、東武日光線鬼怒川温泉駅から徒歩5分の「鬼怒川パークホテルズ」に行ってきました。

こちらのホテルは、旬の素材を大切に、県産農産物をメインとした創作料理を提供している「地産地消推進店」なんです。

 ※ご宿泊のお客様のみのご利用となります。

チェックインを済ませた後は、早速、温泉へ。こちらの温泉は「弱アルカリ性単純温泉」で、一般適応症は神経痛や筋肉痛、関節痛など。温泉分析書には書いてありませんが、実は「美肌効果」という特徴もあるんです!

大浴場は、「大江戸浮世風呂・屋形船風呂・露天風呂」と「檜風呂・樽風呂・露天風呂」の2つ。時間により男女交代制となっています。

「大江戸浮世風呂」は驚きの広さで、のびのびつかれる大きな湯船にびっくり!

川のせせらぎが聞こえる露天風呂は情緒たっぷりで、一日の疲れが心地よくほぐれます。

緑豊かな木立に囲まれ野趣豊かな庭園貸切露天風呂もありますので、プライベートな湯浴みも愉しめますよ。

温泉にゆっくり浸かってリフレッシュした後は、まずは地ビール(クラフトビール)をいただきます。

奥日光の天然水で仕込んだ「日光いろはビール」は、麦芽をふんだんに使用しているので、麦の旨味と重厚なコクが感じられます。

「鬼怒川温泉麦酒」は、鬼怒川水系の天然水で仕込んでいて、深い味わいときりっとした苦みが特徴。後味が爽やかなので、ついつい飲み過ぎてしまいます。

地ビール(クラフトビール)で喉を潤した後は、いよいよお楽しみの夕食。

先付けやお造り、焼物、鍋料理、蓋物、陶板焼きなど、ずらりと並んでいます

先付けは、日光サーモンと地場野菜のカルパッチョや含め煮、ずいきの胡麻味噌和えなど。見た目もきれいで食欲がそそられます。

日光サーモンは軽くスモークしてあり、口当たりが軽く、魚本来の旨味を感じます。クセがなく、後味すっきり!

含め煮は地元日光の特産品である巻き湯波を使用しています。

日光のゆばは「湯波」、京都のゆばは「湯葉」と書きますが、その名のとおり、「日光湯波」は2枚仕立てなので、1枚仕立ての「京湯葉」よりも厚みがあり、ふっくらジューシー。大豆本来の濃厚な味わいが楽しめます!

 

お造りは、プレミアムヤシオマスと海苔蒟蒻、刺身湯波。

土呂部産のプレミアムヤシオマス、鹿沼産の海苔蒟蒻刺身湯波は地元の名店「白や」の名品。いずれも地元を代表する逸品で、旅を彩る「地のもの」です!

プレミアムヤシオマスはDHA,EPAに加え、オレイン酸を豊富に含んでいます。上品な脂がほんのり甘く、とってもヘルシー!

県産大豆を使用し、一つひとつ手洗いするというこだわって造られた日光湯波を、豆乳鍋のしゃぶしゃぶでいただきます。

ジューシーな日光湯波に、さらに豆乳が絡んで、とろけるような舌触り!

ふくよかな大豆の甘味と香りが口の中に溢れます!

塩那(塩谷・那須)丘陵地で育った桜山豚は地場野菜とともに陶板焼きでいただきます。

栃木を代表するブランド豚で、口に頬張るとさらりとした良質な脂が溶け出し、きめ細やかな赤身は柔らかく、噛むほどに旨みが広がります!

ご飯は、地元八木澤ファームから直接仕入れた「ゆうだい21」。コシヒカリより甘みや粘りが強く、「奇跡のお米」と呼ばれています。

止め椀も、ただの味噌汁ではないんです!

栃木県の郷土料理「しもつかれ」をアレンジした「下野汁」といい、地場野菜のほかに酒粕が入っているので五臓六腑に染み渡ります。

デザートは、お米のジェラート。お米はもちろん「ゆうだい21」です!

噛むほどに広がるお米本来の甘さと、チョコレートソースの程よいビター感が相性バッチリ!

モチッとした米粒の食感も残っていて、口当たりの良いジェラートです。

ぐっすりと眠り、さわやかな目覚めの朝は、ホテル自慢の「健康朝食」をいただきます。

お櫃に入ったツヤツヤの温かいご飯に肉味噌を乗せて。これがすごく合うんですよね!

栃木県の特産品である「かんぴょう」

かんぴょうのドレッシングでいただく地場野菜のサラダは、豪快にかき混ぜてから食べるのが流儀です。野菜本来の甘みとかんぴょうの優しい甘さがマッチして、野菜が苦手な人でも食べられそう!

野菜たっぷりの巾着煮は、もちろんかんぴょうで口を縛ります。柔らかい油揚げに、しっとりしたかんぴょうがちょうど良いアクセントになるんですよね。

こちらのホテルは、宿泊客が排出する二酸化炭素を実質ゼロにする取組を進めています。

環境に配慮したサステナブルな温泉旅行「CO2ゼロSTAY@プラン」で、CO2削減活動に貢献・参加してみませんか。

近くの吊り橋では、残る紅葉が陽の光を浴びて真っ赤に輝いており、とても綺麗でした!

 

【鬼怒川パークホテルズ】

住所:栃木県日光市鬼怒川温泉大原1409

電話番号:0288-77-1289

※お食事はご宿泊のお客様のみのご利用となります。

 

※メニューや価格等については、ブログ掲載時と内容が異なる場合がありますので、店舗等を利用される際は、事前に当該店舗に御確認くださるようお願いいたします。


栃木ふるさとの味をどうぞ!~しもつかれ~

こんにちは!三毛猫家’sです
皆さんは「しもつかれ」を御存知ですか?
栃木の郷土料理である「しもつかれ」は、初午という2月の最初の午の日に、お赤飯とともに稲荷神社にお供えする行事食です。
しもつかれには、魔よけ、厄除け、無病息災などの縁起物という意味があり、今でも栃木県内に受け継がれています。
また、七軒の家のしもつかれを食べると病気にならないという言い伝えがあるそうですよ
基本的な材料は同じでも、お家によって、作り方も味も様々。それぞれのお家に受け継がれる味、まさに伝統ですね
そんな「しもつかれ」ですが、県外出身の私に伝統の味はなく…残念ながら作ったことがありません。

そこで、『毎年「しもつかれ」を作る』という料理男子への取材をとおして、皆様にも「しもつかれ」の魅力をお伝えいたします
まずは、「しもつかれ」の材料がこちら…

塩鮭の頭・大豆・大根・人参・油揚げ・酒粕を基本としています。
お正月に残った塩鮭の頭、節分に使った大豆を使うのが伝統的な作り方のようです。
今回は、せっかくの郷土料理、大根、人参、大豆、酒粕は栃木県産のものを調達です

 

「しもつかれ」と言ったら、「鬼おろし」
まるで鬼の歯のような形をしている、この「鬼おろし」を使って、人参と大根をおろしていきます。

大根も大きく粗くおろすことで水分がでにくくなり、煮込んでも食感を残せます。

 

 

 

 

終わりました
この作業、力が要りますね…
次は、大豆です。

 

 

 

 

今回使用したのは生大豆なので、水を入れてふっくらカリカリに炒ってから使いました。
節分に使った福豆なら、そのままでもOKだそうです

 

 

塩鮭の頭は、半分に切ってから良く洗い、熱湯をかけて臭みをとってから圧力鍋で20分。
柔らかくなるまで煮込みます。
彼の場合、「下茹でなどしすぎると塩が抜けすぎて、しもつかれの味がきまらない」そうなので、要注意です

 

 

鬼おろしでおろした人参と大根、炒った大豆に油揚げ(油抜き済み)、柔らかくした塩鮭の頭と煮汁を入れて、しっかりと煮込んでいきます(煮込み方が甘いと食感が良くないそうです)。

 


 

そして最後に、酒粕を投入して、もうひと煮込み…
そう実は、味付けは、塩鮭の塩味と酒粕のみなんです

 


 

完成です…が、「しもつかれ」は出来たてではなく、冷めてから味を確かめる(そうですよ)。

 

 

 

一晩寝かせて、翌日、いただいたところ…
臭みもなく、味も食感も絶妙
これまで食べた中で、一番美味しい「しもつかれ」でした

 

 

故郷に伝わる伝統の味ですが、「見た目や酒粕の味が苦手…」「鮭の頭はちょっと…」そんな声もよく聞きます
彼曰く、「作り方が分かれば見た目は気にならない。酒粕が苦手なら少なくすれば良いし、鮭の頭が嫌ならば、切り身で代用すればいい。」とのこと。
今回のしもつかれは、たくさんの方にお裾分けするために、酒粕は少なくしたそうです
苦手なものを無理するのではなく、自分だけのアレンジで、自分好みに故郷の味を作ってみる…とても素敵なことだと思います。
皆さんも自分だけの「しもつかれ」、ぜひ作ってみてください

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


湯けむりマラソンの栄養補給~天然酵母のぱん屋「めろん亭」~

ハロー!
那須地方のうんまいものを食べ尽くす「なすの食ぃーん」です

先日、塩原温泉街で行われた「塩原温泉湯けむりマラソン」に参加してきました
湯けむりマラソンスタート
今年で36回目になるそうで、全国から1,700名を超すランナーが温泉街を駆け抜けました。
いつもはゆっくりニコニコペース走っている私ですが、今日は他のランナーさんにつられてうっかりペースが上がりぎみ
そんな疲れたカラダに、「ごほうび甘いもの」補給!
カロリー消費したんですもの!た・べ・ちゃ・お
会場近くの「天然酵母のぱん屋 めろん亭」にダッシュ!
めろん亭
今日一番の走りじゃないかしら?
メガネがお似合いのステキなご主人がお出迎え。
ここでは地元産小麦の「ゆめかおり」を使ったパンが並んでいます。
最近、栃木県内でもパン用の小麦が作られているんですよぉ、知ってました?
ゆめかおり
ご主人に聞いてみたところ、県内での生産と同時にいち早く「ゆめかおり」を使っているとのこと。
小麦だけでなく、天然酵母を使っているそうで、お店のこだわりが感じられるわ。
定番の
めろんぱん」と、ゆるカワイイネーミングの「やきしもつカレーぱん」が気になる~。
さっそく購入。
まずは、一番人気の「めろんぱん」。
めろんぱん
そとはカリカリ、中はふっくら。「かりもふ」メロンパンね
クッキー生地の優しい甘さが、疲れた体中にしみわたっていくわ。
糖分はマラソンで失われたエネルギー回復に重要なの。
続いて、
やきしもつカレーパン」。
やきしもつかれーぱん
実は、私、生粋の栃木っ子のくせに、
しもつかれはちょっぴりニガテ。
でもカレー味なら食べられそう、と淡い期待と若干の不安を感じつつ・・・。
ふっくら大豆が入っている豆カレーパンでした!
しかも揚げずに焼いてあるから低カロリーで期待&喜びMAX!!
テイクアウトもできるし、店内の落ち着いた雰囲気の喫茶スペースで食べるものいいかも。
この日は、レースを走り終えた多くのランナーで賑わっていましたが、通常は観光客や地元の方がお気に入りのパン屋さんだそうです。

これから塩原は新緑の季節になります。
ハイキングやドライブで疲れたカラダに、優しい栄養補給はいかがですか? 

【天然酵母のぱん屋 めろん亭】
所在地:栃木県那須塩原市塩原709
電話番号:0287-32-2926
営業時間:9:00~17:30(売り切れの場合、閉店時間が早くなる場合がありますので、ご注意下さい。)
定休日:水曜日 不定休
ご主人のブログ:http://ameblo.jp/melontei/

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


磨き抜かれた郷土の味。アグリランドシティショップの「しもつかれ」

東武宇都宮百貨店 こんにちは、たけまーです。

 寒くなってくると、食べたくなる料理ってありませんか?

 「鍋料理」、「おでん」、「豚汁」 etc、いろいろありますが、たけまーは、栃木を代表する郷土料理「しもつかれ」が、無性に食べたくなる時があります。

 たけまーが気に入っているのは、東武宇都宮デパート(栃木県宇都宮市)の地下にある「アグリランドシティショップ」のもの。

アグリランドシティショップ いちご 

 (※ 写真は、お店の許可を得て撮影しました) 

  12月の中旬、昼休みに訪れてみると、 まず、「地産地消」の看板が目に飛び込んできました。

 地元産のいちごはもちろん、新鮮な野菜や花々、手作りの農産加工品がずらっと並んでいます。

 お目当ての「しもつかれ」は、加工品コーナーにすぐに見つかりました。

エフ・エフ・ヒライデの「ユリ」 時期的に早いかな~~と思ったのですが、12月になると、たけまーみたいに、食べたくなってくる方が多いのかもしれませんね

 お店の人と話し合っている15分ほどの間、お客さんが、野菜を買い物籠に入れていきます。

  特に、エフ・エフ・ヒライデhttp://www.hiraide.net/)さんの、「ユリ」は人気商品のようで、見ている前で、3人のお客さんが買われていきました。

 たけまーも、以前、エフ・エフ・ヒライデのユリを買ったことがありますが、きれいなのはもちろん、とっても長持ちしました。どうやら、みなさんご存じのようです

買ってきた「しもつかれ」と「梅干し」 早速、その日の晩御飯に、買ってきたばかりの「しもつかれ(300円)」と「梅干し(250円)」を添えました。 
 
 宇都宮市内の農村の女性たちが、丹精込めて作った手作りの「しもつかれ」は、甘過ぎず、酒粕の味も強くもなく、うま味がよく出ていて、とってもまろやか。磨き抜かれた郷土の味です。

 何度食べても飽きません。

 「しもつかれ」は、栃木県出身の方でも苦手な方がいますが、関西出身の妻も、初めて食べた時から大ファンです。

梅干し 妻が、「今ほど物流が整っていない時代に、身近な食材を活かして、こんなにうま味たっぷりの美味しい料理を作り出すなんて、昔の栃木の人は本当にすごい。」なんて言っているのを聞くと、栃木出身のたけまーが褒められているようで、ちょっとうれしくなってきます

 そんなたけまーも、実は、高校生時代までは苦手な食べ物でした

アグリランドシティショップの手作り「しもつかれ」 大学生になった頃に、母に勧められるがままに、恐る恐る食べた時の衝撃は、今でも忘れることができません。

  「しもつかれって、こんなに美味しい食べ物だったのか

 今は、苦手にしている子供たちも、大きくなったら、きっと気付いてくれるはず・・・。そろそろ、様子を見て、勧めてみることにしましょう。

 本物の味や郷土料理を伝承していくために活動を続けている「アグリランドシティショップ」が作る「しもつかれ」。

 ちょっと苦手な方も、これを機会に、是非、一口食べてみてください。美味しいですよ。

【おまけ】
 後日、再び買ってきたアグリランドシティショップの「しもつかれ」を、まだ食べたことのないという職場の福島出身の女性に食べてもらいました。

 「見た目から、生臭さがあるかと思ったから、意外と美味しいんですね。お酒に合いそう。今度、アグリランドシティショップで買ってきたいと思います


【アグリランドシティショップ】

所在地:宇都宮市宮園町5-4(東武宇都宮百貨店 地下食品フロア)
営業 :東武百貨店営業時間内 
定休日:東武百貨店定休日
 
 

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。