「一緒においでよ。ストロベリー・フィールズに行くんだ。」
12月のジョン・レノン追悼ライブ前に飲んだそのビールの味は
まさにそう語っているようでした。
ビートルズに「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」という曲があります。
ジョンが1967年に作った曲。
僕と同い年のこの曲の魔力に取りつかれたのは中学生の頃。
それから早30年以上。
そんな思い出深い曲とイメージが重なる、美味しいビールを見つけました
ここはビートクラブというライブハウスの1階にある小さなビール工房、
「栃木マイクロブルワリー」。
そして、そのビールがこれ。
「いちごの楽園」(1グラス500円)。とちおとめを使ってます。
良い発色
天然の果実を使うと色が落ちないんですって。
マスターがグラスに注いでくれます。
すると、カウンター中に溢れるいちごのフルーティな香り。
目前にいちご畑が現れます。
隣りのお客さんから「すごくいい香り!」の声。
一見甘そうに見えますが、カクテルではありません。
まぎれもないビールです。甘い芳醇な香りがすごいんです。
程よい酸味もあり、ビール好きの僕は一気に飲み干してしましました
次はこれ。「麦と苺の不思議な関係」。
コレまた違った感じで爽やかなのどごし。
こちらは「とちのめぐみ」。
これは県産麦・米・リンゴ・ナシ・ブドウを使った、
まさに“栃木のビール”。
シャンパンのような素敵なビンに入っています。720mlとフルボトルなので、パーティ-等で楽しめそうですね。
地元の農産物を使って、新たな商品を作り出す。素敵なマジックですよね。
ここでは、その季節に取れる野菜や果樹を使ってビールを作ってますから、
季節によって置くビールも変わります。樽生は3種類飲めますよ。
代表の横須賀貞夫さんに伺いました。
横須賀さんはビール会社で10年働いた後、この栃木マイクロブルワリーを立ち上げました。
足掛け17年くらいビールづくりに携わっているそうです。
それから1次発酵に1週間。
いわゆるアルコール発酵。
続いて2次発酵に1週間。
炭酸ガス発酵。シュワシュワを生み出すんですね。
それから熟成に2週間。
出来上がるまでに約1ケ月かかるそうです。
時間とともに熟成されるビール・・・
きっと我が子の成長を楽しむような気持ちなのでしょうね。
ここでは、オリジナルビールの受注生産もしてます。
結婚式の引き出物とかイベントとかで人気とのこと。
皆様もオンリーワンの記念の品をいかがですか?
手作り感がいいですよね。
その後、ホロ酔いのまま、横須賀さんのお兄さんが経営されている
2Fのビートクラブに上がり、
「BEATLES FOREVER 2012ライブ」に突入
心ゆくまでビートルズを楽しみました
提案。休日に起きたら家事は午前中のうちに片付けて、
夕方から栃木マイクロブルワリーに出かけましょう。
ここで2~3杯引っ掛けて、2Fのライブハウス、ビートクラブに向かう。
今日はどんな音楽をやってるかな?ロック?ジャズ?
とても充実した一日になりますよ。
“Let me take you down ‘cause I’m going to Strawberry Fields”
皆さんは誰と行きますか?Happy X’mas!
ひろっぴぃがお届けしました。
【栃木マイクロブルワリー】
宇都宮市東塙田1-5-12
TEL 028-622-1314
営業時間 11:00~21:00 火・水(醸造日)定休
HP http://www.beatclub.jp/microb/
※おつまみ持ち込み自由。
※ライブハウスBEAT CLUB(http://www.beatclub.jp/index.html)の1階です。
※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください