【うちで作ろう】年に一度の栗仕事。渋皮煮を作る。

こんにちはべジフルです。

ひどく暑かった今年の夏も過ぎ去り、やっと心地よい季節になってきました。

芸術の秋、スポーツの秋などと申しますが、私はもちろん「食欲の秋」。

秋の味覚の代表格・栗ですが、直売所にぴかぴかで大粒の栗が売っていました。銀寄という品種で、渋皮煮に向いているとポップに書いてあります。ならばポップの言うとおり、渋皮煮を作って参りましょう。

栗の渋皮煮

【作りやすい分量】

栗 …1,000g

グラニュー糖・黒砂糖 … 600g

重曹 … 小さじ1

まずは買ってきた栗の鬼皮を剥いていきます。

ネットで調べると一晩水に浸けたり、熱湯で茹でたりするようですが、面倒なので伝家の宝刀「栗むきハサミ」を使用して、鬼皮を丁寧に剥いていきます。

鬼皮を剥いて、渋皮のついた栗をあく抜きします。

沸騰したお湯に小さじ1の重曹を入れ、そこに剥いた栗を入れて20分茹でます。

その後、2回ゆでこぼしをしてあく抜きは完了。

あく抜きが終わったら、指の腹で渋皮をこすって、余分な筋をとります。

 

次に砂糖で煮ていきます。砂糖は何でもOKですが、私はグラニュー糖と黒砂糖を使用しました。黒砂糖の風味が栗との相性が良いので、オススメです。

コトコトと20分ほど煮詰めたら、そのまま冷まして完成。

アイスに添えても美味しい

あく抜きがちょっと面倒な栗の渋皮煮ですが、作ってみた感想は「栗の甘露煮よりは気を遣わなくて大丈夫」。渋皮がついているおかげで甘露煮より煮崩れする栗が少ないので気が楽。数粒は煮崩れしますが、つまみ食いで証拠隠滅すれば解決!

 

年に一度の栗仕事。手間暇かかるのもまたよし。

 

【おまけ】

ほくほくの栗ご飯

鬼皮だけ剥こうとするのですが、勢い余って渋皮まで剥いてしまうのは想定内。

そんな栗はきれいに剥いて、栗ごはんに流用すればオッケー。


竹に囲まれて秋の味覚・栗を堪能する(若竹の杜 若山農場・宇都宮市)

こんにちは、ベジフルです。
酷く暑い夏も終わり、爽やかな季節になってきました。
スポーツの秋、芸術の秋といいますが、やはり食欲の秋!でしょう。

竹林の風景

というわけで、秋の味覚の代表格「栗」を求めて、若竹の杜・若山農場にやってまいりました。

 

 

 

 

 

 

入場料を支払い、早速、園内に足を踏み入れると現れるのはお目当ての栗園。
まだ若い栗のイガイガを眺めながらちょっと早かったかな~と進んで行きます。

いがぐり

ちょうど良い栗を発見。早生の品種でしょうか。
こちらの農場では栗拾いの収穫体験も行っており、この日も家族連れが楽しそうに栗を拾っていました。

竹林

栗園が終わると、見渡す限りの竹・竹・竹。
東京ドーム5個分もあるという広大な竹林は、散策ルートが整備されており、この季節、ゆったり散歩するのにちょうど良い広さ。

亀甲竹

節が交互に膨れて亀甲状になる、珍しい亀甲竹があったり。

黄金竹

写真の左側は、貴重な黄金色の金明孟宗竹。

竹にもいろいろ種類があるもんだ、と感心しながら進むと、忽然と現れる茶屋。

茶屋

 

 

 

 

 

 

このお茶屋、テーブルも椅子も灯りも竹で出来ていて雰囲気があります。

お抹茶と御栗

こちらで頂けるのが、青竹の器のお抹茶。
この器は付属のビニール袋に入れて、お持ち帰り出来ます。
自宅でビールを呑むのに再利用したら、竹の風味がして良い感じでした。

おちゃうけ

お茶請けのお菓子は「御栗(おくり)」。
若山農場の栗を使用したお菓子で、原材料は栗と砂糖のみ。
一個に栗が約3粒分使用されていて、栗本来の風味と甘さが味わえる逸品です。

竹林の散策を終えて直売所に戻ると、焼きたての栗を販売していました。
こちらの焼き栗は、ポン菓子を作る機械で圧力をかけて焼き上げています。

熱々の焼き栗を一袋購入して、熱々のうちに頂きます。

ねっとりした食感で、これが一番、栗の食べ方で美味しいのではと思える程。
しかも、皮がポロっと剥けるのが食べやすくて良いです。

もちろん、大粒の美味しそうな生栗の販売もしています。

売店では、竹の紙で出来たノートなど、竹にまつわる製品が販売されています。

若竹の杜・若山農場さんでは、四季折々のイベントが開催されていますので、最新情報はfacebookでご確認のうえ、お出かけください。

 

【若竹の杜・若山農場】

 

住所:栃木県宇都宮市宝木本町2018
TEL:028-665-1417
HP:http://www.wakayamafarm.com/
Facebook:https://www.facebook.com/wakayamafarm/

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。