春の花を楽しんでみては! ~地元産の花で寄せ植えづくり~

          

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春がやってきました。ガーデニングにもってこいの季節です。
咲く多花(サク・タカ)は、寄せ植え用の花苗を求め、道の駅ろまんちっく村(宇都宮市)にやってきました。

ここは市内の生産者が作られた切り花、鉢花、花苗がたくさんあります。
寄せ植えの商品もいろいろと用意されています。色合いやボリューム、背丈などが異なる数種類の花が組み合わされて一つの作品になっており、大変参考になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のお目当ては、すっかり春のガーデニングの定番となった「オステオスペルマム」です。
この花は「アフリカンデージー」とも呼ばれ、その名のとおり南アフリカが原産です。
南アフリカ北ケープ州の半砂漠地帯「ナマクワランド」では、春(南半球なので8~10月)の数週間のみ、突然、砂漠が広大なお花畑に変わります。
以前、テレビで見たことがありますが、それはそれは信じられない光景で、まさに奇跡の花園。一度は行ってみたい(ネットで調べてみてください)。

そんな南アフリカからやってきた花を主役に、合わせる花を探します…が、種類がありすぎて目移りしてしまいます。しかもお値段はとってもお得。
30~40分迷った末、カゴいっぱいの花苗を購入してしまいました。

早速、寄せ植え作業の開始です。
土が流出しないよう、丸プランターの底に軽石と炭を敷き詰めます。
苗ものには根鉢ができているので、早く土になじむよう根をほぐしてあげます。

 

園芸用土をプランターの半分まで入れ、そこに背の高い「ラベンダー」(紫)と「アルメリア」(赤)を植えます。
次に、主役の「オステオスペルマム」3株(赤、黄、薄紫)を背の高い順から奥に並べます。
さらに、プランターから地面への流れをつくるために、一番前に斑入りの葉がきれいな「ツルニチニチソウ」を植えます。
最後に空いたスペースに小さい花がたくさん咲く「ネメシス」2株(ピンク、薄ピンク)を植えて完成です。

 

これから3か月以上は楽しめそうです。
また、花が終わってしまったら、その株だけ夏の花に植え替えれば…、秋まで寄せ植えが楽しめそうです。

みなさんも、たくさんの花を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【道の駅 うつのみやろまんちっく村】
栃木県宇都宮市新里町丙254
TEL 028-665-8800
あおぞら館
 午前8時30分から午後6時
レストラン施設
 午前10時から午後6時(一部午後9時まで)
温浴等施設
 午前10時から午後9時午前10時半~午後6時(ラストオーダー午後5時)
定休日:第二火曜日(祝日の場合は翌日)

 

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


栃木で発見!!!珍奇植物 ~とちぎ花センター第2企画展「エアプランツ展」~

こんにちはとちの実です✿
今回の職員ブログは、いつものブログとは一風違う面白い植物を紹介します(*^_^*)

場所は、栃木県で植物(花)を見るならココ!「とちぎ花センター」です。
今日は花センターの第2企画展「エアプランツ展」を取材させてもらいました。
案内は花センター職員の稲葉さん。花や植物のことなら何でも知っているベテラン職員です☆
ところで、皆さんはエアプランツを御存じですか???
エッ(゜Д゜)
これで枯れないの!とビックリかもしれませんが、枯れないのです。
エアプランツはパイナップル科の仲間で、乾燥に強く、土がなくても育てることが可能です。
水も週1~2回霧吹きであげる程度良いので、管理は楽です。
木片に針金などでくくり付けておくと、支持根と言われる根が伸びて、木片と一体となります。

また、エアプランツには見慣れない植物や葉の形をしていることから『珍奇植物』とも言われ、エアプランツの収集に非常に熱心なマニアもいるとのことです。
ちなみに、これ全部エアプランツ!!!なかなか見られない面白い植物ですね(。・ω・。)
エアプランツは土を必要としないため、お家のインテリアに最適で、初心者には天井から吊したり、ガラスの容器に入れたりして、おしゃれなインテリアにしても良いですね(≧∀≦)
中級者は100円ショップの材料を使って、壁掛けにしても良いですね(*^O^*) さらに、上級者になると、流木にエアプランツを寄せ植えもできます。企画の中には、巨大な流木を使用した寄せ植え(オブジェ)もあります♪
写真を撮影してきましたが、高さ2mを超える巨大なものなので、是非来園し、御覧ください。
また、エアプランツは花センター内の「とちはなちゃんのお花やさん」で販売もしているとのことですので、気に入ったエアプランツがあった場合は、企画展鑑賞後にお立ち寄りください(*^ω^*)

また、同じ鑑賞大温室内では、企画展「世界の木の実・果実展」も同時に開催しています。
SNS映えする撮影スポットや「米国科学アカデミー紀要」に論文掲載された「世界で一番美しいタネ!」も展示されていますので、エアプランツ展と併せてお楽しみください\(^_^)/

とちぎ花センター
〒329-4308 栃木市岩舟町下津原1612(TEL 0282-55-5775)
開園時間 9:00~17:00(11~2月 16;30まで)
入園無料 とちはなちゃんドーム 大人410円 小人200円

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


春を呼ぶ伝統野菜~”かき菜”を知ってますか?

 栃木県の両毛地区(佐野・足利~群馬方面)には、古くから親しまれている野菜、”かき菜”があります。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERAかき菜はアブラナ科、菜の花の仲間です。関東地方で広く栽培されていて、場所によって芯切菜、宮内菜、埼玉や東京では、のらぼう菜など様々な呼び方で親しまれています。佐野では芯をおっかいて(折って)採るから、「かき菜」と呼んでいます。かき菜畑~1brand

JA佐野では「佐野そだち菜 かき菜」を商標登録し、とちぎ地域ブランドにも認定されています。春になるとグングン伸びるので、春を呼ぶ野菜とも言われ、家庭菜園でも人気です。収穫は11~4月ですが、寒さに遭った春先2~3月が甘さが強くて一番美味しいです。 

茎が太くてゴツイ菜っ葉だけど、ゆでるとやわらかく、鮮やかな緑色になります。ボリュームの割に値段が安いのもポイント! 食べ方は、おひたし、味噌汁が定番ですが、150302_2049~01他には豚肉と炒めたり、”かき菜のパスタ”もおすすめ! 150224_2050~01

イタリアには、かき菜そっくりの菜の花「チーマディラーパ」と耳形パスタの料理があると聞きました、(耳うどんみたいなのかな?) イタリア料理店の皆様、かき菜も使ってください、よろしく♪

加工品では、さのそだち味の研究会の「かき菜まんじゅう」が有名です。150223_1508~01農家のお母さんが手作りしている、緑色のおまんじゅうです。佐野市観光物産会館みかも山観光物産会館で、ほぼ1年中販売しています。

 

ただ今、佐野市では、佐野スプリングフラワーフェスティバル2015 を開催中です。 <かたくりの花まつり 3月14日~4月5日>

5月の連休頃まで、春の花が次々見頃を迎えます。 ぜひ遊びに来てください。tpg_b4かき菜&ちょう~1

以上、 いもふらい おすすめの佐野市の野菜と花情報です。 詳しくはこちら↓からどうぞ~!

【佐野スプリングフラワーフェスティバル2015】 TEL:0283-27-3011  http://www.sano-kankokk.jp/2015katakuri.pdf  <かたくりの花まつり3月14日~4月5日>

【佐野市観光物産会館】 住所:佐野市金井上町2519(佐野厄除大師 北側) 佐野駅から徒歩10分 営業時間:9:00~18:00 年中無休 TEL:0283-21-5111 http://www.sano-kankokk.jp/tour_guide/prdct2/index.html

【みかも山観光物産会館】 住所:佐野市黒袴町630-1 営業時間:8:30~17:00 火曜定休 TEL:0283-27-1255 http://www.sano-kankokk.jp/tour_guide/atrct/tg_atrct_014.html

【アグリタウン花の停車場】 住所:佐野市植下町802-4 営業時間:9:00~17:00 無休(臨時休業有り) http://itigogari.com/

 

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。