「蝋梅(ろうばい)が咲きました」
写真入りの新聞記事を見つけました。
待っていました! 春の便り。
早速出かけてみることに。
鹿沼市上永野「蝋梅の里」。
オープンしたのは5年前。園主の大貫さんが個人で整備したものです。
大きな駐車場に車を止めるとすぐに、蝋梅の甘い香りが漂ってきます。
「ここでは4種類の蝋梅を鑑賞できるんですよ」
大貫さんが教えてくれました。
2月から3月に咲く「原種」と、1月から3月に咲く「基本種」は、内側がちょっと赤っぽい花。
11月下旬から3月に咲く「満月」と、12月から3月に咲く「素心」は、花の外側も内側も黄色い品種。
蝋細工のような黄色、梅に似た香りの花。梅とは全く異なる植物ですが、中国から入ってきたときにも「梅」という名前が使われていたんだそうです。
品種によって香りが違うのかな?
立ち止まっては花に顔を近づけてみます。
600本の蝋梅は見事です。
冬枯れの山を背景に、小さな蝋細工のような可憐な花。
春の訪れを予感させる黄色の香りを胸一杯吸い込みます。
園の入り口には直売所も。
地元産の野菜を使った漬物がたくさん置いてあります (写真は試食用です)。
「らっきょうのたまり漬け」、かりかりと風味豊かで、ひとつ買わせていただきました。
めずらしい「蝋梅の香水」も売っていました。とっても良い香り。作り方は企業秘密だそうです。
まだまだ寒さは続くのでしょうが、
少しずつ、春がやってきているんですね。
福寿草はまだかな~。
ちょっぴり早い春を堪能した彦音色でした。
【鹿沼市上永野 蝋梅(ろうばい)の里】
住所 :栃木県鹿沼市上永野273(永野小学校の裏側)
入場料:300円/人(大人のみ)
雨天時など休園
詳しい情報(四季彩のまちかぬまのHPより)
http://www.kanuma-kanko.jp/news_details.shtml?1292:1
※栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。