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この場所に家を建てたのはJRを退職した11年前。それから昨年6月まで関連会社に勤めたので、毎日ここで暮らすようになったのは最近です。もともと宇都宮の郊外で生まれ、魚釣りやチャンバラごっこをしながら育ったので、原点に戻ったということでしょうか。烏山は季節の移り変わりがよく分かり、山があって脇を那珂川が流れていて、景色も良く、住み心地がとても良いところです。 |
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これまで仕事一筋で退職後に何をしようかと考えたとき、少年時代から好きだったことや昔熱中したことをやろうと思っていた。それが、釣りやハイキング、スキー、写真、自転車などでした。
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中でもアユ釣りは移住の最大の目的で、シーズン中はほとんど釣り三昧。舟で釣りを楽しんでいます。釣り以外にも、JR時代やシルバー大学校の仲間とハイキングに出かけたり、旅行に行ったり。退職後の自由は長年働いてきた自分への褒美です。今は、この自由な時間を満喫した日々を過ごしています。
退職した時に女房とは、夫婦でもそれぞれの生き方を尊重しようと取り決めをしました。女房にもやりたいことがあるでしょうから。私にもやりたいことがいっぱいあって行きたいところもたくさんあります。だから、女房は宇都宮、私はこちらと二重生活のようになっていますが、今はお互いちょうど良い感じです。 |
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でも、ひとつだけ、海外旅行だけは一緒に行こうと約束しています。これまで30回くらい出かけました。それに、週末には、女房も長男家族と一緒にこちらへ来ることが多いんですよ。
近所の人はとても良く面倒を見てくれます。野菜も最初はいろいろ作ってみたけれど、うまく出来たのはミニトマトだけ。ご近所からいただく野菜の方が新鮮でおいしく、それで十分間に合っています。
今は自分の好きなことをやっていますが、今後は、地域の中で地元の人たちと一緒に活動していきたいと思っています。 |
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